ヨルダン、国王はIS空爆には参加せず

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国王は攻撃を指揮せず

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー情報通信大臣は、政府報道官として、アブドゥッラー2世国王がイスラーム国(前「ダーイシュ」)に対する空爆作戦に参加したとの噂を否定した。

ヨルダンのガド紙によれば、大臣は「この件についてニュースサイトやソーシャルメディア上で流通しているいかなる情報にも根拠がない」とした。

欧米のニュースサイトや活動家たちは、経験豊富なパイロットである国王が、「ダーイシュ」を標的とした空軍任務に参加した旨を報じていた。

ガド紙は、国王が同日カサースバ操縦士の出生地であるカラク県のアイ市に慰問する予定であるとも報じた。

 

 

ヨルダン国王アブドゥッラー二世。空軍で兵役を務めた。

ヨルダン国王アブドゥッラー二世。空軍で兵役を務めた。

報じられたところによれば、水曜、ヨルダン国軍最高司令官であるアブドゥッラー国王は、「殉教者にして英雄カサースバ操縦士によって流された血は決して無駄になることはない。我々の愛しい息子に向けられた卑劣な犯罪行為に対する、ヨルダンならびにアラブ精鋭軍の報復は苛烈なものとなる」と強い調子で述べた。更に国王は、「このテロ組織は、われわれとのみ戦っているのではなく、真の宗教たるイスラーム、ならびに寛容を旨とするその価値観に対し戦争をしかけている。われわれは、自身の信仰と価値観、そして人道的規範を守るために、この戦争を戦っているのだ。それ故その戦いは仮借なきものとなろう。われわれは犯罪者集団を封じ込め、その本拠地内で彼らを攻撃する」と続けた。

また、アラブ・ヤウム紙(ヨルダン)は、「政府筋によれば、ヨルダンは、カサースバ操縦士事件の報復として「ダーイシュ」に素早い一撃を差し向け、その後、同組織を粉砕し、殲滅するための新たな戦略を有志連合の中で策定することを検討中である」と報じた。

 

Al-Nahar紙(2015年02月05日付)/ 翻訳:木戸皓平

 

■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。

 

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