シリアに続きイランもトルコ非難――「シャー・フラト作戦」

トルコの「シャー・フラト作戦」はシリアに続きイランからも非難された。イランフセイン・エミール・アブドラヒヤン外務副大臣は、トルコがシリア領でおこなった作戦はいかなる弁明も成立しないであろうと語った。アブドラヒヤン副大臣は、「隣人のシリアへの軍事介入は問題をより複雑にするだろう」と述べた。

 

 

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イラン国営通信(İRNA):「トルコ軍がシリア領を侵犯した」

イランの公式通信社であるイラン国営通信(İRNA)は、トルコがスレイマン・シャー廟の移動及びスレイマン・シャー軍駐屯所の撤去を実現した「シャー・フラト作戦」を「トルコ軍がシリア領を侵犯した」と伝えた。

İRNAは、トルコが同作戦について明らかにした理由について「無根拠」と報道し、「トルコ部隊は在シリアのスレイマン・シャー廟が包囲されたとの根拠なき理由を挙げて、50両の戦車でシリア領に入り同地域に駐留していたトルコ軍兵士をトルコ領へ移送した」と説明した。

İRNAは、共和人民党(CHP)が件の作戦を非難したことを取り上げ、CHPギュルセル・テキン事務局長が同作戦に関連しておこなった発言を報じた。 同通信は、CHPのテキン事務局長が、「『シャー(帝王)』ではなく『マット(敗北)』作戦だ。90年の共和国の歴史において初めて戦争せずにわれわれの領土を失った。このことを容認することはできない」と語ったことを伝えた。

 

Hurriyet紙(2015年02月23日付)/ 翻訳:岸田圭司

 

■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。

 

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