イスラエル軍をブラック・リストに加える旨の国連の勧告

紛争地域児童担当国連事務総長特別代表を務めるライラー・ズルーキー氏は、イスラエル軍を「イスラーム国」と共にブラック・リストに登録するよう勧告した。同国連高官は、昨年夏の、ガザ地区に対しての直近の戦争のなかで、子供に故意に危害を加えたために、イスラエル軍は「アル=カーイダ」、「イスラーム国」、「ボコ・ハラム」、「ターリバーン」とともにブラック・リストに登録されるべきであると述べた。

 

 

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ズルーキー氏の勧告は近く、潘基文国連事務総長の武装紛争下の児童に関する特別レポートの補足報告書として加えられ、公にされる。

 

同レポートの草案は、戦争中にガザ地区において子供を標的としたことに関するイスラエル占領軍への強い批判を含んでおり、この戦争中に、少なくとも子供500名が死亡、3300名近くが負傷したことに言及している。

 

ハマースはパレスチナ立法議会第一副議長を務めるアフマド・バハル氏の言葉で勧告に対する歓迎を示した。同氏は、勧告は「パレスチナ問題に対する国際的な態度を規定するべき国際法の規則や国際人道法、道徳的諸原則に調和するものである」としたが、一方イスラエル外務省は、この措置が「屈辱的かつ偽善的である」と表現した。

 

イスラエル紙はズルーキー氏に対する激しい攻撃を展開した。「イディオート・アハロノート」電子版は、一昨日夜(26日)、ズルーキー氏がイスラエル軍をイスラーム国組織やボコ・ハラムが記載された同じリストに加えるよう勧告したと報じ、イスラエル当局はこの措置を妨げるため、大きな圧力を加えていると伝えた。

 

同紙は、イスラエルが潘基文事務総長に大きな圧力をかけ、このような措置はイスラエル当局と国連の関係を危機的状況に追い込むとの威嚇を行うことで、同事務総長は同リストへのイスラエル軍登録が成し難くなると述べた。

 

al-Quds al-Arabi紙(2015年05月28日付)/ 翻訳:前田悠作

 

■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。

 

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