イスラエル、ボイコットは戦争の様相を呈している

イスラエルのシモン・ペレス元大統領は、欧米の機関によるイスラエルに対するボイコットは「戦争の様相を呈している」と表現した。

 

ペレス氏は「ヘルズリヤ」の年次大会におけるスピーチで、「ボイコットは戦争の一つの形となっており、和平はニ国間の問題であるにも関わらず、(この)戦争は一方的なものとなっている」と述べた。この年次大会は非政府系の政治・戦略研究所によってイスラエル中央部に位置するヘルズリヤで開催された。

 

 

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年次大会は同研究所のウェブサイトで生放送され、同氏は次のように発言した。「ボイコットを呼びかけている人々は交渉を望んでおらず、よってボイコットと交渉は両立し得ない。これらの人々は交渉の破談を望んでおり、そこからは何も生まれていない。ボイコットは憎悪の増大以外、何ももたらさない。」

 

ペレス氏は以下のように続けた。「このボイコットには二つの理由があり、一つはパレスチナ人の支持、もう一つはイスラエル国家の非合法化である。」

 

パレスチナ・イスラエル和平プロセスが行き詰まり、パレスチナ人がイスラエルによる分離政策だと見なしているものが発展した結果、欧米のテルアビブに対する学術的、商業的、科学的、文化的ボイコットが起きた。

 

スピーチの終わりに、ペレス氏はパレスチナのマフムード・アッバース大統領との交渉を呼びかけ、「私は、アブー・マーズィン氏(訳註:アッバース大統領の別称)が他の誰よりも偉大であり、交渉するのに最もふさわしい人物であることを知っている」、「我々は決してあきらめない」と述べた。

 

al-Quds al-Arabi紙(2015年06月08日付)/ 翻訳:甲斐江里子

 

■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。

 

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