トルコ外相、北イラク・バルザーニ―大統領と会見「クルド地域の発展に寄与する」

フェリドゥン・シニルリオール外相は北イラククルド自治政府(IKBY)のマスード・バルザーニー大統領と会談し「トルコは良好な隣国関係にあるクルド地域の発展・進展に寄与する。トルコはクルド地域における安定性と安全性を支援する」というメッセージを送った。

 

 

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イラクにおける滞在が続くフェリドゥン・シニルリオール外相は、アルビル(IKBYの首都)でIKBYのバルザーニー大統領と会談した。IKBY大統領府公式サイトは会談の詳細に関して書面による発表を行った。それによると、シニルリオール外相とバルザーニー大統領の会談では中東における近年の事態の展開、 シリアの内戦とテロとの闘いという課題が取り上げられた。両国ともこうした展開に対して継続的に情報交換を行う点で同意したと明らかにされた。

 

 

エルドアン大統領が友好のメッセージを送った

 

シニルリオール外相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がバルザーニー大統領に友好のメッセージを送ったと明らかにした。発表では外相のコメントが取り上げられ、シニルリオール外相がクルド地域における発展と進展に触れ、「トルコは良好な隣国関係にあるクルド地域の発展・進展に寄与する。トルコはクルド地域における安定性と安全性を支援する。更に、クルド地域との関係をあらゆる点から拡大し深めていきたい」と発言したという。

 

 

バルザーニー大統領が賛辞を述べた

 

バルザーニー大統領は、11月1日の選挙が成功裡に終わったために、シニルリオール外相に対して賛辞を述べた。「選挙結果がトルコと中東における安定性、安全性及び平和に寄与することを願う。トルコとクルド地域は隣国同士で同じ地理上にある。両国とも発展し、発展と興隆のために努力していかなければならない。安定性、安全性及び平和を得るために継続的に協力していかなければならない」という意見を述べたことが明らかにされた。

 

Radikal紙(2015年11月04日付)/ 翻訳:満生紗希子

 

■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。

 

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