スーダン・南スーダン国境開放を決定

スーダンのウマル・バシール大統領はおよそ4か月前から封鎖されている南スーダンとの国境開放の決定を発表した。南スーダン政府はこの決定を歓迎し、両国の経済的連携の強化のための一つのステップと見なした。

 

 

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南スーダン政府の報道官のマイケル・マーキー・ロイス報道官は「これは正しい道筋の中での前向きな決定である。なぜならこれはスーダンとの関係を正常化に導くであろうものだからだ」と述べた。

 

スーダン当局は2011年の最終的分離に伴い、南スーダンとの国境閉鎖に直面しており、それによりスーダン国境に隣接した5州の住民にはさらなる苦難がもたらされた。スーダン政府は南スーダン政府に、「スーダン人民解放運動—北部地域」の反乱軍を放逐することを要求した。南スーダン政府は、この人民解放運動を匿い、支援していた。

 

スーダン大統領の国境開放の決定は、南スーダン大統領のサルバ・キール・マヤルディー大統領がスーダン政府との完全な関係正常化に向けて用意があることを発表し、軍に国境から5マイルの所までの撤退を命令した2日後に下された。2012年、スーダンがヘグリグ油田を制圧する以前、両国は戦いを行っていた。

 

さらに、国連はジャバル・マッラでのスーダン政府とダルフールの反体制派の間で進行中の戦闘に対して、深い懸念を表明した。また、ダルフール紛争のための国連とアフリカ連合の共同ミッション「UNAMID」は、軍とアブドゥルワーヒド・ヌール率いる「スーダン解放運動」の間の戦闘の再開により、1日の間に避難をした者の数が52%にまで上昇したことを発表した。

 

スーダンの国連常駐調整官であり、人権問題調整官であるマルタ・ルーダスは、ダルフールで起こっている戦闘により、数千人の民間人がその住居から離れることを余儀なくされていることに関して、激しい懸念を表明した。

 

またルーダスは、概報では、山岳地帯であるジャバル・マッラでの戦闘が勃発した直後、19000人近くの民間人が北ダルフール州に逃れ、その他15000人が中央ダルフール州に逃れたとしていることに言及した。

 

また、UNAMIDの広報部は、北ダルフールのスルトゥーニーにある現地UNAMIDサイト周辺地域に避難した避難民の数は14770人に上ると報告した。うち1493人は男性、4097人は女性、9180人は子供である。これらの人々は、先週の月曜日の集中的な空爆が原因で避難をしている。

 

al-Hayat紙(2016年01月29日付)/ 翻訳:井森彬太

 

■本記事は「日本語で読む世界のメディア」からの転載です。

 

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