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2019.06.03 Mon

これからの校則の話をしよう

山本宏樹 / 教育社会学

1.「ブラック校則」の社会問題化 2018年、日本の教育界で「ブラック校則」を追放しようという機運が高まりました。「ブラック校則」とは「一般社会から見れば明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自ルールなどの総称」のことです(注1)。 この問題が社会から注目を浴びたきっかけは201・・・

教育  

2019.05.30 Thu

世界から無視される日本

畠山勝太 / 国際教育開発

こんにちは、畠山です。今回は国際教育協力と日本について話をしようと思います。国際教育協力分野の論文も掲載してくれる学術誌にはいくつか媒体がありますが、International Journal of Educational Development(IJED)は名称そのままに、全編国際教育開発を扱う稀・・・

教育  

2019.05.27 Mon

自粛反対論と「戦士」の黄昏

山口浩 / 経営学

2019年3月、音楽グループ・電気グルーヴのメンバーで俳優でもあるピエール瀧(敬称略。以下同様)が麻薬取締法違反容疑で逮捕された。同年4月に起訴され、その後保釈が認められたが、所属事務所であるソニー・ミュージックアーティスツとのマネジメント契約を解除されたほか、ライブ活動の中止、出演番組の打ち切りや・・・

社会  

2019.05.24 Fri

なぜ、いま炭鉱なのか――「負の遺産」を超えて

嶋﨑尚子×熊谷博子 映画『作兵衛さんと日本を掘る』公開記念対談

2011年5月、炭坑画家・山本作兵衛の遺した絵や日記など697点が、日本国内では初めてユネスコ世界記憶遺産に認定されたことは記憶に新しい。自身炭坑夫だった彼が生涯に描いた絵は実に2000枚にのぼるといわれている。 山本作兵衛の仕事は、いったい今に何を訴えかけようとしているのか。5月25日よ・・・

文化  

2019.05.21 Tue

消費税は引き上げられるか?――現代金融理論と「反緊縮」の経済学

中里透 / マクロ経済学・財政運営

景気後退に対する懸念の高まりから、今年10月の消費増税をめぐる議論が再び活発に行われるようになった。こうした中、反緊縮を謳い、拡張的な財政運営を志向する現代金融理論(Modern Monetary Theory)が注目を集めている。米国の民主党左派が提唱するこの理論の日本における扱われ方は、しばらく・・・

経済  

2019.05.20 Mon

対話プロジェクト「ドイツは話す」――ドイツ社会に提示されたひとつの処方箋

穂鷹知美 / 異文化間コミュニケーション

もしもまだ会ったことがない人で、会う前から、その人の意見が自分の意見の対極にあるとわかっていたら、みなさんはその人に会いたいでしょうか。それとも、できることなら会いたくないと思うでしょうか。会うのを避けたいと思うとすれば、それはなぜでしょう。自分の意見と反対の人と会っていても、不快感や腹立たしさ、あ・・・

国際  

2019.05.16 Thu

「自立」に向けた教育のジレンマ

伊藤秀樹 / 教育社会学

「教育で始末をつける」ことへの違和感 生徒が、学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう、特別活動を要としつつ各教科・科目等の特質に応じて、キャリア教育の充実を図ること。(文部科学省 2017,p. ・・・

教育  

2019.05.15 Wed

スポーツにおける“男らしさ”とは何か――伝説のフィギュアスケート男子金メダリストの栄光と孤独

映画『氷上の王、ジョン・カリー』監督インタビュー

アイススケートをメジャースポーツへと押し上げ、さらに芸術の領域にまで昇華させた伝説の英国人スケーター、カリー。彼はバレエのメソッドを取り入れた演技で、1976年インスブルック冬季五輪フィギュアスケート男子シングルの金メダルを獲得する。 しかし、マスコミが真っ先に伝えたのは、表に出るはずのな・・・

 

2019.05.13 Mon

スウェーデンの主権者教育と政治参加

渡辺博明 / 政治学

1.高い投票率   2018年9月にスウェーデンで国政選挙が行われた。日本ではもっぱら排外主義政党の伸長が報じられたが、投票率が87.2%を記録したことも注目に値する。この数値は、議会制民主主義を採用している現代の主要諸国において、棄権に罰則を設けている一部の国のものを除けば、・・・

国際  

2019.05.09 Thu

福島第一原発廃炉・トリチウム水処分を考える

木野正登氏×多田順一郎氏対談 / 服部美咲

原子炉の運転を停止して施設を解体し、核燃料を安全に処理または貯蔵することを「廃炉」という(燃料や主要設備を取り去り、原子炉施設自体は解体せず、人が接近できない状態で保管管理する方法もある)。 2011年に事故が起きた東京電力福島第一原子力発電所(以下「福島第一原発」)1~3号機では、燃料が・・・

 

2019.04.25 Thu

リスクと価値――福島での経験から

村上道夫 / リスク学

リスク学とは リスク学は、人と社会の意思決定のための科学です。 平たくいえば、どのような選択をし、どのように生きるのかという「個人としての意思決定」と、どのような対策を進めて、どのような社会を目指すのかというような「社会としての意思決定」に役立つための科学です。 例えば・・・

 

2019.04.22 Mon

ケムニッツ、あるいはドイツ社会の和解のレジリエンスと「憂慮する」市民たち

辻英史 / 近現代ドイツ史

1.はじめに 2018年8月末から9月はじめにかけての2週間、ドイツ社会はこの話題に揺れた。東部ザクセン州の都市ケムニッツでおこったある殺人事件をきっかけに、極右勢力が大規模なデモをおこない、街中で外国人を狩りたてて暴行したり、警察や反対する左派勢力と激しく衝突したりしたのだ。 ・・・

国際  

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