NPOと地域住民の連携で南相馬市内初の屋内公園 ―― 「ふくしまインドアパーク南相馬園」オープン

福島県南相馬市(旧・原町市)に8月14日、同市では初の子どものための屋内公園「ふくしまインドアパーク南相馬園」がオープンした。NPO法人フローレンス(東京都千代田区 http://www.florence.or.jp/ )が、地元のお父さんたちの要望を受けて設置。ジャパン・プラットフォームの「共に生きる」ファンドや、日本財団のハタチ基金などの助成金を活用した。

 

場所はJR原町駅にほど近い、原町区錦町一丁目。以前、家具店の店舗や、保険会社のオフィスとして使われていた建物の内外を大規模に改修し、子どもたちが楽しく遊べる遊具を設置した。

 

 

8月14日にオープンしたふくしまインドアパーク南相馬園=南相馬市原町区錦町

8月14日にオープンしたふくしまインドアパーク南相馬園=南相馬市原町区錦町

 

 

改修に当たっては、保護者から「屋外で遊べないので、外にいるような雰囲気に」という意見や、「公園の定番遊具である砂場やジャングルジム、ブランコなどがあれば楽しい」などの具体的な要望が寄せられた。

 

これらの意見を反映させ、約75坪(約250平方メートル)の屋内部分の床には人工芝を敷き詰め、天井には造花だが緑の木々をネットを使って張り巡らせ、屋外の雰囲気を演出した。オーストラリアの白い砂を敷き詰めた砂場では、屋外施設でありながら水を使えるようにしたり、ジャングルジム、ブランコ、空気を入れて膨らませた滑り台などの屋内型の大型遊具、おままごと遊びができるキッチンセットや読書コーナーも。遊具は定期的に入れ替え、頻繁に来る子どもたちも飽きないような工夫をしていくという。

 

 

オーストラリアから輸入した安全な白砂を使った屋内砂場。水も使える

オーストラリアから輸入した安全な白砂を使った屋内砂場。水も使える

 

 

NPO法人フローレンスのインドアパーク事業部吉田邦彦さんは、「地元で子どもたちの支援をしているお父さんたちから、『南相馬市では子どもたちが外で遊べない状態が続いている。屋内遊技場が必要なので力を貸してほしい』と要望を受け、事業化に取り組んだ。大変な作業だったが、多くの人々の協力で準備から約半年という短時間でのオープンが実現した。こうして元気に遊ぶ子どもたちの姿を見ると、本当にうれしい」と語った。

 

 

 

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