日本は学歴分断社会である――真の共生社会に向けて

若年/壮年、男/女、大卒/非大卒の組み合わせからなる「8人」のプレイヤーが支える日本社会。だが、この「8人」のプレイヤーが歩む人生の岐路は、格差に満ちたきわめて不平等なものである。その元凶にあるのが「学歴」だ。容易に是正することのできない「学歴分断社会」を前に、われわれは今どう考えるべきなのか? 『日本の分断』の著者、吉川徹氏に話を伺った。(聞き手・構成/芹沢一也)     ――本日は光文社新書から『日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち』を出版された吉川徹先生にお話を伺います。最初に本書のコンセプトを教えていただけますか。   まず、日本が学歴分断社会への歩みを進めているということを、多くの人に伝えたいという思いが強くありました。   そのためには、今の日本では、大学に進学するかしないかということで、人生・生活に大きな格差が生じていると … 続きを読む 日本は学歴分断社会である――真の共生社会に向けて