2025.05.15

なぜネイティブ講師では英会話が上達しないのか?

努力しているのに話せない謎

ネイティブの先生に習っているのに、話せるようにならない
——そんな違和感を抱えたまま、英会話レッスンを続けていませんか?

  • 単語やフレーズは覚えた
  • 毎週オンラインで会話している
  • 間違いはその場で直してもらっている

それでも、「話せるようになった実感」がない。
会話が続かない。
言いたいことが口から出てこない。

それは、あなたの努力が足りないわけではありません。
文法や語彙の知識が足りないわけでもありません。

問題は、「教える側」が、あなたの「つまずき」を理解できていないことにあります。

日本人が英語でつまずく「本当の場所」

日本人が英語を話そうとするとき、文法や語彙の知識だけでは越えられない壁にぶつかります。

  • 語順の違い:英語の語順が、日本語とまったく違う
  • 構造の違い:話の組み立て方が、日本語の発想とは合わない
  • 動詞の位置:英語では動詞を先に出すのに、日本語では最後に来る
  • 文の長さ:一文を短く切って話す英語と、文をつなぐ日本語の発想

これらは、第二言語習得・心理言語学でも報告される典型的なハードルで、日本語母語話者が学習の過程で頻繁に直面する困難です。

こうした違いは、頭の中の思考パターンそのものに関わる問題です。
だからこそ、日本語を母語とする人にとって、英語は「思考の切り替え」から始まるのです。

つまずきのプロセス

この「切り替え」に失敗したまま話そうとすると、次のような負のサイクルが生まれます。

日本語で文を考える

英訳できる単語を探す

うまく文章が組み立てられない

会話が続かない/沈黙する

この「見えないつまずき」こそが、多くの日本人が英会話で壁にぶつかっている「本当の場所」なのです。

ネイティブ教師の「限界」とは

ネイティブの先生は、確かに「正しい英語」を教えることができます。

  • あなたの文法ミスを訂正する
  • より自然なフレーズを提案する
  • 自分ならどう言うかを教えてくれる

でも——それだけです。

教えられないこと

ネイティブ講師には、日本語と英語の違いにもとづく、以下のようなことを体系的に教えることができません。

  • あなたが「なぜ言えないのか」
  • どこで「思考が止まっているのか」
  • どうすれば「日本語脳から英語脳に切り替えられるのか」

なぜなら、彼らはその「困難」を経験したことがないからです。

例えるなら、山頂に生まれた人が、ふもとから登ってくる人に「登り方」を教えているようなものです。
彼らには「なぜ途中で止まってしまうのか」が、見えないのです。

日本人にとっての「理想の英語指導者」とは

英語を「話せるようになる」ためには、思考の切り替え方を教えてくれる人が必要です。

必要な条件

理想的な指導者は以下の条件を満たす講師です。

  • 日本語と英語の構造的な違いを、実感として理解している人
  • 日本人が「なぜつまるのか」を、頭の中の動きとしてイメージできる人
  • そして、「どうすればそのつまずきが解けるのか」を、具体的に示せる人

こうした指導者でなければ、あなたの「話せない理由」に本当に向き合うことはできません。

経験の重要性

だからこそ必要なのは、

  • 英語を「知っている」人ではなく、英語を「習得した経験がある」人
  • 日本語という独特な言語から英語に切り替えるプロセスを、自分自身でも歩んできた人

英語ネイティブであることと、日本語話者に英語を教えることは別の話です。

適切な指導者を選ぶ重要性

英会話がなかなか上達しないのは、あなたの能力や努力の問題ではありません。

もしいま、ネイティブの先生に習っていても手応えを感じないなら、その先生が「あなたの困難」を理解できていないだけかもしれません。

本当に必要なもの

話せない理由を正確に見抜き、具体的に導ける人
——そんな指導者と学ぶことで、初めて英語は「話せる力」に変わっていきます。

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シノドス英会話では、日本語と英語の構造的な違いをふまえ、
語順・動詞・思考の3軸から、英語の知識を「話せる力」に変えていきます。

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いまあるどの学習法とも違う、
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英語を学んできたのに話せない。

問題は、知識ではなく“思考と英語が結びついていない”ことにあります。

「単語は知っているのに、言葉が出てこない」
「訳しながら話そうとして、途中で止まってしまう」
——それは、 語順感覚や基本的な動詞の使い方が身についておらず、
頭の中で一生懸命、英作文しているからです。

英語は、知識を積み重ねるだけでは話せません。
日本語で考えてから訳すのではなく、自然に英語で発想できるようになること。
そのための“頭の使い方”を育てることが、英会話の出発点です。

シノドス英会話では、語順・動詞・思考を軸に、
“話すための英語”を一から育てる個別コーチングを行っています。