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緒方貴臣映画監督

福岡県出身。高校中退後、共同経営者として会社を設立。25歳の時、退社。海外を放浪の後、幼い頃から興味があった映画の道に進むために上京。映画の専門学校へ行くが、3ヶ月で辞め、2009年より独学で映画監督として映像制作を始める。初監督作品『終わらない青』が沖縄映像祭2010で、準グランプリを受賞し、2011年6 月に劇場公開される。2作目『体温』では、2年連続でゆうばり国際映画祭コンペ部門にノミネートされ、テキサス・ファンタスティック映画祭やレインダンス映画祭の他、国内外6つの映画祭で上映される。作品テーマとして、『終わらない青』では,実父からの性的虐待を受け、自傷行為を行う女子高校生を描き、続く『体温』では、セックスと人の関係性を描き、人が嫌悪するようなテーマに体当たりするフィルムメーカーの為、現在、日本の映画製作環境下では、出資者を募るのが極めて困難な為、全作品を自己資本で製作している。