「定番メソッド」では、話せるようにならない

努力しても話せない人へ

これまで、どれだけの時間とお金を英語学習に使ってきたでしょうか。
そして、その投資に見合う成果を手にしていると言えますか。

仕事では、複雑な問題を解決し、論理的に考え、努力も惜しまない。
それなのに英語になると、子どものような言葉しか出てこない。

この落差に苦しんでいるなら、この記事を読み進めてください。

まず知ってほしいのは、あなたに才能がないわけでも、努力が足りないわけでもない、ということです。

スクールや講師は言います。
「まだ学習時間が足りない」「もっと反復練習を」と。

でも、本当にそうでしょうか。

原因はもっと根本的なところにあります。
あなたがやらされてきた「定番メソッド」そのものに、問題があるのです。

「定番メソッド」が効かない理由

日本の英語教育には、「これをやれば話せるようになる」と信じられている3つの定番メソッドがあります。

• 瞬間英作文（日本語を見て瞬時に英語にする）
• シャドーイング（音声の後を追って発声する）
• パターンプラクティス（決まった文の一部を入れ替える）

結論から言えば、これらはどれも「話す力」を伸ばしません。
すべて「借り物の言葉」を機械的に操作するだけの作業だからです。

瞬間英作文：翻訳の癖がつく

日本語を見て、英語に変換する。
これを繰り返すほど、脳は「日本語がないと英語が出てこない」状態になります。
会話のスピードについていけないのは、このメソッドで翻訳の回路を強化されてきた結果です。

シャドーイング：思考が止まる

音声を追いかけているとき、脳は思考を停止しています。
あるのは音の模倣だけ。
「何を伝えたいか」を考え、言葉にするプロセスは一切ありません。
どれだけ上手にオウム返しができても、自分の言葉で話す力は育ちません。

パターンプラクティス：応用が利かない

決まった構文の一部を入れ替える反復練習。
実際の会話は、相手の反応に合わせて言葉を選ぶ、クリエイティブな活動です。
型にはめるだけの訓練では、大人の複雑な会話には対応できません。

効果がないのに広まっている理由

なぜ、これほど効果のないメソッドが「定番」でありつづけるのか。
理由は、教育効果ではなく、ビジネス上の都合にあります。

教える側のハードルが低い

「日本語を訳させる」「音声をリピートさせる」だけなら、高度な指導力は必要ありません。
マニュアルがあれば、誰でも授業ができます。

評価が簡単

生徒が自分の考えを話し始めると、それを的確に添削するスキルが求められます。
でも定型文の反復なら、正解か不正解かを判定するだけで済みます。

「やった感」が出る

声を出し、汗をかけば、実力が伸びていなくても「勉強した気」になります。
この充足感さえ与えておけば、契約は継続されます。

つまり、あなたの英語力が伸びないのは、メソッドが「あなたの成長」ではなく「スクールの運営効率」を優先して設計されているからです。

「定番」から離れる

シノドス英会話は、これらの定番メソッドを一切使いません。
あなたの貴重な時間を、効果のない単純作業に使いたくないからです。

私たちが目指すのは、思考を直接、英語にすること。
日本語を翻訳するのではなく、考えたことをそのまま英語の語順で組み立てる。
その回路を、あなたの脳に作ります。

翻訳ではなく、構築を。 模倣ではなく、創造を。

もし、定番メソッドに違和感を感じているなら。
自分の知性が正当に扱われていないと思うなら。 一度、私たちのプログラムを見てみてください。

まずは、癖を調べるところから

長年、英語に悩み続けているなら、まずは60分の「現状診断セッション」を受けてみてください。

これは体験レッスンではありません。
あなたの脳に、どんな翻訳の癖が染みついているのか。
なぜ、知識はあるのに言葉が出てこないのか。
その原因を特定し、あなた専用の設計図をお渡しする技術的なコンサルティングです。

定番メソッドを卒業し、自分の言葉で話す。
ここから始めてみてください。

シノドス英会話コーチング