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趙寛子
ソウル大学日本研究所助教授。ソウル大学国文科を出て、東京大学において本居宣長論で修士学位を取得、植民地期(1910~1945)の韓日の知識交流と文化ナショナリズムの交渉現象を研究し博士学位を得た。日本の中部大学人文学部準教授歴任。著書に、「植民地朝鮮/帝国日本の文化連環―ナショナリズムと反復する植民地主義』(有志舎、2007年)、編著に『日本、喪失の時代を超えて』(パンムン社、2014年)、共著に『戦後日本の知識風景』(同前、2014年)、『梶村秀樹の内在的発展論を再読する』(アヨン、2014年)、論文としては、“Beyond the criticism of assimilation :rethinking the politics of ethno-national education in postwar Japan”(inter-Asia Cultural Studies,2015.06)などがある。