記事一覧

溝渕正季中東地域研究・国際安全保障論

広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。専門は中東地域の政治・経済・軍事・安全保障問題、イスラーム政治運動、中東地域をめぐる国際関係、および米国の対中東政策。

1984年香川県生まれ。2006年神戸大学国際文化学部コミュニケーション学科卒業。2011年上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程単位取得退学。2012年に上智大学より博士(地域研究)を取得。公益財団法人日本国際フォーラム研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)、ハーバード大学ジョン・F・ケネディ公共政策大学院ベルファー科学・国際関係センター研究員、名古屋商科大学ビジネススクール教授などを経て、現職。

主な業績は「外交:シリア内戦に見る米国覇権の黄昏」末近浩太編『シリア・レバノン・イラク・イラン』(ミネルヴァ書房、2021年)、“Strategic Asset or Political Burden? U.S. Military Bases and Base Politics in Saudi Arabia,” in Shinji Kawana and Minori Takahashi, eds., Exploring Base Politics: How Host Countries Shape the Network of U.S. Overseas Bases (Routledge, 2021)、「サウジアラビアにおける米軍基地と基地政治」川名晋史編『基地問題の国際比較:「沖縄」の相対化』(明石書店、2021年)。訳書にロジャー・オーウェン著(山尾大・溝渕正季訳)『現代中東の国家・権力・政治』(明石書店、2015年)、スティーブン・ウォルト著(今井宏平・溝渕正季訳)『同盟の起源』(ミネルヴァ書房、2021年9月[近刊])。