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安田正美物理学

1971年広島県生まれ。世界一大きな砂時計がある島根県仁摩町で育つ。東京大学で物理工学を学び、1998年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。米国イェール大学博士研究員、東大助手を経て、2005年より、産業技術総合研究所計測標準研究部門時間周波数科波長標準研究室主任研究員。次世代光周波数標準としての光格子時計の研究・開発を行っている。近著に、『1秒って誰が決めるの?日時計から光格子時計まで』(2014年、筑摩書房)がある。研究活動の傍ら、時間・時計というテーマを横串にした教科横断型の総合学習書や、時間以外の単位(長さ、重さ、温度など)についての啓蒙書も書いてみたいと考えている。