2016.09.27

『マダニ』が媒介する感染症、その生態と対策とは?

嘉糠洋陸×荻上チキ

情報 #荻上チキ Session-22#マダニ#マダニ感染症

2016年8月15日、北海道の山中で40代の男性がウイルスを持つマダニに噛まれ、ダニ媒介脳炎を発症して死亡した。ダニ媒介脳炎の感染確認は1993年以来2例目で、死者は今回が初めて。また、沖縄では重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が確認され、国内の死者はこれまで48人に上っている。さまざまな感染症をもたらすマダニの生態とはどのようなものなのか。その対策について、東京慈恵会医科大学教授の嘉糠洋陸氏にお話を伺う。2016年08月17日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「マダニの生態と対策」より抄録(構成/畠山美香)

■ 荻上チキ・Session22とは

TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。さまざまな形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら → http://www.tbsradio.jp/ss954/

血を栄養とするマダニ

荻上 今日のゲストをご紹介いたします。マダニや蚊などの行動生態学がご専門、東京慈恵会医科大学教授の嘉糠洋陸さんです。マダニというのはどのような特徴を持った生物なのでしょうか。

嘉糠 マダニは血しか吸いません。他の食べ物は一切取り込みません。ウシ、シカ、ウマ、タヌキといった、大抵の野生動物はマダニへの血の供給源と言っていいと思います。

荻上 リスナーの方から質問がきています。

「犬の散歩から帰ると、犬にくっついているダニはマダニとは違うのでしょうか。血を吸うとパンパンに膨らんで1センチ近くになり背中に気味が悪い模様が浮かび上がっています」

嘉糠 それはまさにマダニです。マダニには脚が8本あります。一番前の脚の先端にはかぎ爪があって、マダニはそれを利用して動物の毛を上手に引っかけ、身体に取り付きます。マダニが血を吸うと、1センチほどの小豆くらいの大きさになります。吸った血を栄養にして、たくさんの卵を作り出します。

マダニの生息地

荻上 他にもこのような質問がきております

「マダニは日本中にいるのでしょうか。またどんな生態をしているのでしょうか」

嘉糠 私は、北は北海道から南は沖縄まで、いろいろな場所にマダニを取りに行きます。野生動物がいるところには、ほぼマダニが棲息していると考えていいでしょう。

荻上 寒い地域、例えば北海道だと蚊やゴキブリが少ないと言われています。マダニは寒さは苦手ではないのでしょうか。

嘉糠 マダニは寒さに強い生き物です。日本では約20種類くらいのマダニがいますが、暖かい季節になるとどこでも現れます。

 

荻上 牧草地であるとか、都市部であるとか、生息している場所としてはどうでしょうか。

嘉糠 ほとんどのマダニは、通常は野生動物の血を吸って生きながらえています。つまり、山間部や藪など、動物を見かけるような土地にはまずマダニがいます。逆に、都心の公園などではなかなか野生動物がいないので、そういう場所でマダニを見つけることは困難です。

ダニとマダニの違い

荻上 では都市部の野生動物が少ないところのほうが、マダニの危険性は低いということですね。マダニというのはダニの一種なのでしょうか。

嘉糠 マダニは、家屋の中の畳や布団にいるいわゆる“ダニ”とは種類が違います。

荻上 ダニ対策用のスプレーはマダニとは関係ないのでしょうか。

嘉糠 それらのスプレーは、既に家の中に潜んでいるダニを殺すためのものです。マダニは野外で私達の身体に取り付いてくるものなので、殺虫剤での対策はなかなか難しいのです。

荻上 ペットを飼っている人はマダニに気をつけないといけないのですね。

嘉糠 散歩中にマダニがイヌの毛に絡みつき、家まで連れて帰ってきてしまうケースは多いです。特に、室内犬の場合、マダニが家屋の中に持ち込まれることになるので、注意が必要です。

荻上 マダニというのは日本だけではなく、海外にもいるのでしょうか。

嘉糠 世界中に生息しています。マダニは、「ダニ目」という分類に含まれるのですが、自然にはまだ相当な数の未同定のダニがいて、それらを含めるとその数は50万種とも100万種言われています。

荻上 50万種……ダニとマダニの違いはあるのでしょうか?

嘉糠 「ダニ」はあくまで総称です。ついひっくるめて「ダニ」と言ってしまいますが、家の中の家ダニや塵ダニなどは、英語ではマイト(Mites)と言います。マダニは、チック(Tick)です。この二種類は生物学的には別物です。

荻上 マイトというのはどのようなダニなのでしょうか。

嘉糠 アレルギーの原因になる家ダニや塵ダニ、疥癬という皮膚が痒くなる病気を引き起こすヒゼンダニ、人間の毛穴の中に棲む、とても小さなニキビダニなどが知られています。

荻上 顔にいるダニもいるんですね。

嘉糠氏
嘉糠氏

人間にとって有害なマダニ

荻上 ダニの中には人にとって有益なダニもいるのでしょうか。

嘉糠 家の中にいるようなダニは、生き物の死骸を構成するタンパク質などを食べて生きています。廃棄物を分解しているのです。そうしたものは、生態系の中で大事な役割を果たしているといえます。ただ、ダニが人間に直接利益をもたらすことは知られていません。

荻上 他にも質問がきております

「なぜマダニは人間にとって有害なものを媒介するのでしょうか。他のダニもマダニのような有害なダニはいるのでしょか。」

嘉糠 自然界では、動物とマダニの間で、吸血を介して、病原体(病気の元)が循環しています。マダニは、シカやクマなど様々な野生動物の血を吸うのですが、これらの動物に対して悪さをほとんどしません。その病原体が、マダニがヒトを咬むことで私達の体内に入ってしまうと、その病原体は突然暴れだし、人間は病気になります。しかし、これらの病原体は、野生動物の身体の中では大人しくしています。共生しながら暮らしている……と言えるでしょう。

荻上 人間にだけ病気をもたらすということでしょうか。

嘉糠 そうです。例えば、エボラ出血熱は、本来はジャングルに生息する動物の中で循環していると考えられています。それが人間に感染すると、突然致死率の高い症状を引き起こすということとよく似ています。

ダニ媒介脳炎の特徴

荻上 北海道でマダニ経由で病気に感染してしまい亡くなってしまった男性のニュースについてリスナーの方から質問がきております。

「今回北海道で男性が発症したダニ媒介脳炎というのはどういう症状なのでしょうか。」

嘉糠 「脳炎」という名の通り、神経症状が特徴です。最初は頭痛や発熱など、一般的な風邪の症状と似ています。しかし、重症化すると、痙攣や麻痺、精神錯乱あるいは昏睡状態を呈するようになり、最悪の場合は死に至ります。

荻上 感染例が少ないということは珍しいと考えて良いのでしょうか。

嘉糠 日本で最初の国内感染は、1993年の北海道での症例でした。今回のケースは、それ以来の2例目で、死亡したのは初めてです。数だけ見てみるとごく稀のように感じられますが、診断が付かない、医師が気付かなかった等、隠れている感染例はもっとたくさんあるのではないでしょうか。

荻上 何からダニを媒介して人間に感染したのか、特定はできていないのでしょうか。

嘉糠 1993年にこの病気の国内感染が発見された当時の調査から、ダニ媒介性脳炎ウイルスを持っている動物はネズミの仲間であろうと考えられています。ネズミとマダニの間を、ウイルスがぐるぐると行き来している。そして、ウイルスを持ったマダニが、運の悪い人を吸血することで、人間の体の中にウイルスが入り発症するのです。

荻上 ダニ媒介脳炎が人から人へ感染するということはないのでしょうか。

嘉糠 今のところないと言われています。ウイルスを持ったネズミは病気にならず、自由に歩き回っていることを考えると、そのネズミの血を吸ったマダニをがヒトに媒介するケースの方が、圧倒的に頻度が高いと思います。

感染症SFTS

荻上 他にも、沖縄で感染者が見つかったSFTS(重症熱性血小板減少症候群)もあります。これはどういった症状なのでしょうか。

嘉糠 最初はインフルエンザに似たような発熱や食欲減退、下痢などの消化器症状が現れます。その後、数日で突然重症化してそのまま亡くなってしまうという、致死率の高い危険な病気です。SFTSは2012年末に日本で患者が見つかったウイルス性の感染症で、これまで患者の数は200人を超えていています。死亡者は既に48人、致死率は23%と高く、西日本を中心に広まっています。今年に入って、沖縄で患者が発見され、流行域は東日本に拡大するのではないかと予想されています。

荻上 なるほど。SFTSを引き起こすウイルスはどこにいるのでしょうか。

嘉糠 これもダニ媒介性脳炎ウイルスと同様に、動物になります。中国では、ウシやロバ、イヌなど多数の動物種がこのウイルスに感染した痕跡が見つかっています。イヌでは、それが5割にもなります。。

荻上 5割ですか! 日本の犬もそんなに多いのですか?

嘉糠 日本ではまだ調べられていません。ただ、日本脳炎ウイルスを調べた研究者によると、ペットのイヌの2割から3割が日本脳炎ウイルスに感染していた証拠が見出されています。病気にならなくても、ウイルスを持っている野生動物、もしくは飼い犬、飼い猫は、実はたくさんいるのかも知れません。

荻上 「日本脳炎」はよく聞きますが、ダニを媒介としないのでしょうか。

嘉糠 日本脳炎は蚊によって媒介される感染症です。日本脳炎の場合も、それを引き起こすウイルスは、普段はヒトではなく違う動物の中にいます。それはブタです。蚊の吸血を介してブタから人間に感染すると発症し、時に重症化します。

感染する確率と発症する確率

荻上 他にも質問がきております。

「小さい頃はよく草むらに入って遊んでいましたが、俗に言うマダニの症状は出たことがありません。もし、マダニに刺されても症状が出ないということはあるのでしょうか。」

嘉糠 病気のもとに感染をしても発症しない人は思っているよりもたくさんいます。ダニ媒介性脳炎のところで、もっと感染例があるかもしれないと言ったのはそういう理由からです。

荻上 刺された段階で感染する確率はどれくらいなのでしょうか。

嘉糠 一般的に、蚊やマダニが運ぶウイルス感染症について、感染しても約8割くらいの人は発症しないとされています。ダニ媒介性脳炎も、母数としてどれくらいの人が感染した結果か正確には分かりませんが、予想よりは遙かに多いだろうと見込んでいます。

感染した人で、何らかの理由で免疫力が低下している場合、発症して重症化しやすいと言われています。例えば、SFTSでは、死亡者の平均年齢は約80歳とかなり高い。ご老人の、ウイルスと戦う免疫力の低さが関係しているのでしょう。

荻上 子どもはどうでしょうか。

嘉糠 乳幼児での報告例は、成人と比較すると少ないです。ただ、気をつけるに越したことはありません。SFTSは最初に中国で新しい感染症として発見されましたが、当初は患者さんの多くが山間部の農業従事者でした。山で仕事をする人々、という共通項があったので、早い段階でマダニに疑いの目が向けられました。

荻上 日本の場合でも同じような条件で感染すると考えて良いのでしょうか。

嘉糠 同様だと思います。農作業に加えて、キャンプやバーベキューといった野外でのレジャー活動をする方々にも、リスクがあります。

荻上 他にも質問がきております。

「ダニが媒介して人体に悪影響を与えるウイルスは自然界に多いのでしょうか。」

嘉糠 未知のものも含めると、相当数いると考えられています。ダニ媒介性脳炎だけを取っても、それを引き起こすウイルスは実は14種類もあります。ダニ媒介性脳炎というのは総称なのです。そのうち、重篤な症状を引き起こすのが8種類のウイルスです。

荻上 それらのウイルスに対する抗体であるとか、ワクチンなどの治療法はあるのでしょうか。

嘉糠 治療法は残念ながら今のところありません。ワクチンは既に開発済みで、欧米では使われています。しかし日本で手に入れることは難しい状況です。

血を吸うのは一生のうち3回

荻上 こんなメールも届いております。

「マダニは人生で3回しか血を吸わないということでしょうか。生き物に取り付いて3回分吸ってしまうということもあるのでしょうか。」

嘉糠 マダニは一生で3回しか血を吸いません。吸血をするごとに、脱皮をします。大人になって吸血をすると、産卵をします。吸血しては動物から離れ、また違う動物を探すマダニ種と、一匹の動物の身体にずっと取り付いて、その皮膚の上で3回吸血を繰り返して一生を過ごすマダニがいます。

荻上 噛まれた動物は痒みなどは感じないのでしょうか。

嘉糠 痒みも痛みも感じません。吸血の際に、マダニの唾液腺から唾液が送り込まれます。その中に麻酔成分が入っていて、痛みや痒みを抑えています。1〜2分で吸血を終える蚊と比べてマダニの吸血時間は長いため、動物に気付かれないよう、このような成分を作り出すように進化したのでしょう。

荻上 なるほど。ということは、転々としているマダニの種類であると、2回目、3回目に刺された場合に病気になるということですね。

吸血前のタカサゴキララマダニ (東京慈恵会医科大学 山地佳代子助教提供)
吸血前のタカサゴキララマダニ
(東京慈恵会医科大学 山地佳代子助教提供)
吸血後のタカサゴキララマダニ (東京慈恵会医科大学 山地佳代子助教提供)
吸血後のタカサゴキララマダニ(左)とマダニの卵塊(右)
(東京慈恵会医科大学 山地佳代子助教提供)

病気発見の難しさ

荻上 マダニは痛みや痒みが発症しないということは、患者さんが自己申告できないという点で問題がありますね。

嘉糠 マダニに刺されたことがあっても、重症化して昏睡などに陥ってしまうと、本人から問診できません。このような場合、医者はマダニに刺されたのではないかと推測して、咬み跡にできる数ミリ程度のかさぶたを探します。

荻上 一般的なインフルエンザの初期症状と似ている点で発見するのが難しそうですね。

嘉糠 現場の医師からも診断は難しいという声をよく聞きます。2012年末にSFTSの存在が日本で明らかになり、検査ができるようになってから、何年も前に原因不明で亡くなった方が、SFTSウイルスに感染していたと判明したケースもあります。

荻上 SFTSが原因で亡くなった方は、もっといる可能性があるということですね。仮に、風邪対策で解熱剤であったり、他の対策をしても治療ということにならないということですね。

嘉糠 治療法はなく、対症療法のみになります。デング熱などと同様に、風邪と診断してそのまま自宅に帰した結果、重症化して動けなくなってしまうこともあります。診断が鍵だと思います。

マダニ対策のために

荻上 マダニ対策について質問がきております。

「ダニ対策として、殺虫剤を撒く以外に何かあるのでしょうか。また体に害のない駆除効果のある殺虫剤のようなものはありますか。」

嘉糠 野生動物がいるような、自然が豊富な地域であれば、マダニが確実にいますので、極端なことを言えばマダニが身体に取り付くことは避けられないと思った方がよいでしょう。広い草むらに向かって殺虫剤を撒くのは、現実的ではありません。しかし、マダニ特有の対処法があります。マダニは、蚊と違って吸血を始めるまでに何時間も掛けます。皮膚に付着してから、吸血がしやすい背中やお尻など、見つかりにくい場所にゆっくり移動するのです。これを逆手に取って、帰宅したらすぐにシャワーを浴びると効果的です。着ていた服は、丸ごと洗濯してしまいましょう。

荻上 ハイキングなどレジャーの後はシャワーを浴びることが重要ということですね。

嘉糠 蚊などに対する虫よけ剤として、忌避剤のディートが一般的です。2012年にSFTSの存在が判明したことを受け、マダニに対して使用して良いことになりました。マダニは足から上ってくることが多いので、足首や脛、靴のあたりなど下半身に重点的に使うとよいでしょう。

荻上 なぜマダニは背中やお尻などの部位がわかるのでしょうか。

嘉糠 それはまだ未解明で、生物学的にも面白いところです。身体で目に付くところをマダニが歩いていたら、猿などはつまんで食べてしまうでしょうね(笑)。きっと、見つからない場所に移動するという習性を、長い時間をかけて獲得してきたのだろうと思います。

荻上 こんなメールもきております。

「私の趣味はアウトドア全般なので、マダニは避けがたいものがあり、長袖長ズボンでも脛の裏を噛まれたことがあります。近年では刺されたまま無理に抜かず医者に直行しろと言われますが釣りやトレッキングなどですぐに医者にかかれない場合、最も有効な対策はなんでしょうか、」

嘉糠 咬まれた時には、病院に直行するのがベストです。咬んだマダニを無理に抜こうとすると、マダニ体内にいるウイルスなどを自分の体の中に“注射”することになってしまいます。マダニが媒介するライム病という感染症の北海道における調査で、自力でマダニを取ってしまった人と、病院で除去してもらった人では、ライム病の発症率が約20倍も違うことが明らかになっています。

病院へのアクセスが難しい場合、咬まれて24時間以内ですと、毛抜きなどで丁寧に引っ張ると上手にとれることがあります。もし、マダニを引っ張った時に皮膚も一緒に盛り上がってきてしまうようでしたら、完全に食いついていますので、キャンプやレジャーなどを諦めて病院を受診するのが一番です。

荻上 なるほど。寒さに強いということですけれども、山の高いところにもいるのでしょうか。

嘉糠 高地にもマダニはいますので、油断しないことです。

荻上 病院はどんなところでも良いのでしょうか。

嘉糠 いわゆる町医者さんは実はマダニに慣れています。小さな病院でも良いですし、内科でも取ってくれます。局所麻酔をして、少しだけメスを入れて、皮膚から綺麗にマダニを取ってくれます。

荻上 マダニについて、これから知っておいてほしいことはありますか。

嘉糠 正しい知識を身につけて、あまり過剰に恐れないということです。個人で十分に対策はできますので、長袖を着る、シャワーを浴びるなどの対応をお願いしたいと思います。マダニは春、夏、秋など動物が活動している時期に出やすいので、気をつけてください。

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プロフィール

嘉糠洋陸衛生動物学・寄生虫学

東京慈恵会医科大学教授。1997年東京大学農学部獣医学科卒業、2001年大阪大学大学院医学系研究科修了。スタンフォード大学医学部研究員、東京大学大学院薬学系研究科講師、帯広畜産大学原虫病研究センター教授等を経て、2011年から現職(熱帯医学講座)。2014年より同大学衛生動物学研究センター長(兼任)。専門は衛生動物学・寄生虫学。

この執筆者の記事

荻上チキ評論家

「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」スーパーバイザー。著書に『ウェブ炎上』(ちくま新書)、『未来をつくる権利』(NHKブックス)、『災害支援手帖』(木楽舎)、『日本の大問題』(ダイヤモンド社)、『彼女たちの売春(ワリキリ)』(新潮文庫)、『ネットいじめ』『いじめを生む教室』(以上、PHP新書)ほか、共著に『いじめの直し方』(朝日新聞出版)、『夜の経済学』(扶桑社)ほか多数。TBSラジオ「荻上チキ Session-22」メインパーソナリティ。同番組にて2015年ギャラクシー賞(ラジオ部門DJ賞)、2016年にギャラクシー賞(ラジオ部門大賞)を受賞。

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