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長谷川眞理子
総合研究大学院大学学長。理学博士。
1976年東京大学理学部生物学科卒業、80~82年タンザニア野生動物局に勤務、83年東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程修了 、東京大学理学部生物学科人類学教室助手、英ケンブリッジ大学研究員、専修大学助教授・教授、米イェール大学人類学部客員准教授、早稲田大学政経学部教授を経る。総合研究大学院大学先導科学研究科教授、理事・副学長などを経て、2017年から現職。日本人間行動進化学会会長も。
専門は、行動生態学、自然人類学。野生のチンパンジー、英国のダマジカ、野生ヒツジ、スリランカのクジャクなどの研究を続け、最近は、人間の進化と適応の研究を行っている。『クジャクの雄はなぜ美しい?増補版』(紀伊國屋書店)、『進化とは何だろうか』(岩波ジュニア新書)、『ダーウィンの足跡を訪ねて』(集英社)、『世界は美しくて不思議に満ちている』(青土社)、『モノ申す人類学』(青土社)などの著書、『人間の由来(上)(下)(チャールズ・ダーウィン著)』(講談社学術文庫)、『ダーウィンの種の起源(ジャネット・ブラウン著)』(ポプラ社)など訳書多数。