-
「自分よりも深い闇が、光よりも希望になるときがある」そう語るのは昨年「第26回三島由紀夫賞」を受賞し、いま最も注目をあつめる小説家のひとりである村田沙耶香さん。家族・学...
-
南波兄弟(六太・日々人)が、共に宇宙飛行士となって宇宙を目指す、大人気漫画『宇宙兄弟』(『モーニング』(講談社)で連載中)。この作品には、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と...
-
「権利」という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。「『権利』という概念の重要さを、あえて復権したい」。そう語るのは、今年5月に上梓された『未来をつくる権利』...
-
『ソーシャルインパクト』(産学社)/玉村雅敏編著 横田浩一・上木原弘修・池本修悟著 社会的なことは儲からない――そう思っている人は多いだろう。企業活動によって、社会...
-
『秘宝館という文化装置』(青弓社)/妙木忍 もちろん個人差はあるけれど、多くの人にとって性的なものを積極的に見るためには「言い訳」が必要だ。学問的価値がある、信仰的...
-
突然、原因不明の難病を発病し日本社会をサバイブするはめになった体験を綴り、単行本・文庫あわせて20万部のベストセラーとなった『困ってるひと』(ポプラ社)。あれから3年。絶...
-
2014年のFIFAサッカーワールドカップがブラジルで開催されている。世の中には、もうひとつのワールドカップが存在することを読者の皆様はご存知だろうか。その名も、「ホー...
-
『背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか』(講談社)/ウィリアム・ブロード ニコラス・ウェイド著 牧野賢治訳 クラウディオス・プトレマイオス、ガリレオ・ガ...
-
『タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物』(太田出版)/キャサリン・ハーモン・カレッジ 高瀬素子訳 イカとタコ――足が沢山ある共通点によって、そしてその美味しさによって...
-
海外でも活躍する美術家の椛田ちひろさんは、東日本大震災の直後、震災をテーマにした作品を制作せずにはいられなかったという。未曽有の大災害を前に美術に何ができるのか……自分...
-
砂漠、イスラーム、石油王……。「中東」と聞いてみなさん何を思い浮かべるでしょうか。今回の「高校生のための教養入門」は、中東を研究されている末近浩太先生にお話を聞いてきま...
-
「分けて、分かる」――思い込みから離れて物事を考えるには、いろいろなものを比べることが欠かせない。そして、ときには他人の物差しと照らし合わせて自分の物差し見直すことも大...