2024.12.13
“I’d”の意味と使い方|英語で控えめに断る表現を解説
英語で「~したいけれども」といった控えめな断りを伝えたいとき、どのような表現を使えばよいでしょうか?
その一つが “I’d”(=I would の短縮形)です。
このフレーズは、やんわりとした断りや、遠慮がちな意志を伝えるときに使われます。
この記事では、“I’d” の意味と使い方を、自然な例文とドラマのセリフを交えて丁寧に解説します。
“I’d” の基本的な意味と使い方
“I’d” は「~したいけれども」「できれば~したい」という気持ちをやんわりと伝える表現です。
「でも今はちょっと難しい」というニュアンスを込めることで、角が立たない丁寧な断りになります。
例文:
- I’d love to help, but I’m a bit busy right now.
お手伝いしたいところなんだけど、今ちょっと忙しくて。 - I’d go with you, but I have another appointment.
一緒に行きたいけど、ほかの予定があって。 - I’d call him, but I don’t think he wants to talk to me.
電話したいけど、彼は話したくないかもしれないから。
ドラマのセリフで学ぶ “I’d” の使い方
アメリカの人気ドラマ『デスパレートな妻たち』では、マイクがスーザンとイーディに向かって、次のように言います:
I’d invite you both in, but I was sort of in the middle of something.
寄っていってもらいたいんだけど、ちょっといま手が離せなくて。
このセリフでは、「招きたい」という気持ちは示しながらも、“but” 以下で状況を丁寧に説明することで、失礼にならない断り表現になっています。
“in the middle of something” の意味と使い方
“in the middle of something” は、「今ちょっと手が離せない」「ちょうど何かをしているところ」という意味です。
この表現は、何かに集中していて中断できない状況をやんわり伝えるときに使われます。
例文:
- Sorry, I’m in the middle of something. Can we talk later?
ごめん、今ちょっと手が離せなくて。あとで話せる? - She was in the middle of an important call when I arrived.
私が着いたとき、彼女は大事な電話の最中だった。
まとめ
“I’d” は、英語で控えめに断るときにとても役立つ表現です。
とくに、“but” や “in the middle of something” を添えることで、相手への配慮をにじませる断り方ができます。
日常会話でもビジネスでも応用できる、柔らかな表現力を身につけていきましょう。
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