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小林真紀フランス法・ヨーロッパ法・生命倫理法

東京都生まれ。愛知大学法学部教授。上智大学大学院法学研究科法律学専攻博士後期課程単位取得満期退学後、愛知大学法学部専任講師などを経て現職。1995年から1997年までフランス政府給費留学生としてパリ第一(パンテオン-ソルボンヌ)大学に留学し、D.E.A(国内公法)を取得した。この留学中に「小びと投げゲーム事件判決(Arrêt du “lancer de nain”)」に接し、フランス法における「人間の尊厳」の概念の創成に関心を持ったことがきっかけで、その延長線上にある生命倫理法を主たる研究の対象とするようになった。フランスの生命倫理法は、ヨーロッパ人権条約およびEU法から多大な影響を受けつつ改正を繰り返してきたことから、ヨーロッパ法の動向にも関心を持っている。2020年から1年間、(ロックダウン真っ只中の)ルクセンブルク大学で終末期医療関連法の研究をおこなう機会を得た。業績についてはresearchmap参照のこと;https://researchmap.jp/read0211567