『電力改革 エネルギー政策の歴史的大転換』など――今週のシノドスエディターズチョイス

『雲助、悪名一代』(落語ファン倶楽部新書008)/五街道雲助

 

平成25年度芸術選奨を受賞した落語家・五街道雲助。

 

滑稽噺の枠に収まらず、過去の速記本から噺を掘り起こすなど、「江戸の風」を伝える芸風で知られる。

 

蕎麦屋の跡取り息子から運命へ導かれるように芸人へ。なぜ、落語家になったのか、どのような修業時代だったのか。師匠である金原亭馬生の姿や、自分が師匠になった時の弟子への思いなど、その生い立ちと、落語家人生を綴る。放送禁止用語である「雲助」という悪名で駆け抜けた半生とは。

 

 

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『99%ありがとう ALSにも奪えないもの』(ポプラ社)/藤田正裕

 

大人気漫画『宇宙兄弟』のシャロン(地球で生きる宇宙飛行士――『宇宙兄弟』はなぜALSを描いたのか? 川口有美子×佐渡島庸平)、次週最終回のドラマ『僕のいた時間』で三浦春馬が演じる澤田拓人。筋萎縮性側索硬化症、いわゆるALSを取り扱う物語が増えているように思う。

 

徐々に身体が動かなくなり、いまだ原因も治療法もはっきりとはわかっていない難病のALS。著者の藤田正裕さんは、2010年にALSと診断され、現在、顔と左手の人差し指しか動かない。

 

本書は、そんな藤田さんが、視線とまばたきだけで綴ったこれまでの自伝とこれから。藤田さんが、ALSに戸惑い、抗いながら、そしてときおり弱気になりながら、それでも生きていこうとする言葉は心に鋭く突き刺さります。

 

 

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