いま、アフリカ映画がアツイ!

CINEMA AFRICA 2013 上映作品

 

●長編映画

 

01

恋するケータイinラゴス/Phone Swap

(ドラマ/コメディ/110分/ナイジェリア/2012年/監督クンレ・アフォラヤン)

傲慢なビジネスマンのアキンと、心優しいデザイナーのメアリーは携帯電話ブラックベリーの愛用者。二人は空港ですれ違いざまにぶつかって携帯を落とし、お互いの携帯が入れ違ってしまい、そこから運命が変わりだした。入れ替わった携帯のせいで……。

 

 

02

アラロミレ 呪いの女神像/Araromire

(ドラマ/スリラー/120分/ナイジェリア/2010年/監督クンレ・アフォラヤン)

青年フェミは、就職前の義務である青年勤労奉仕部隊の研修に参加するが、あるとき、親友ショラと雨宿りした森の廃屋で埃まみれの女神像を見つける。それを手にした者には7年間の幸運と、続く7年間の破滅がもたらされるという伝説の女神アラロミレだった……。

 

 

03

アフリカ・パラダイス/AFRICA PARADIS

(ドラマ/85分/ベナン・フランス/2007年/監督シルベストル・アムス)

西暦2033年。超大国「アフリカ合衆国」が隆盛を誇る一方、EUが瓦解した欧州は紛争・疫病に悩まされる発展途上国になり果てた。フランスで食い詰めたあるカップルはアフリカへ密航するが、憧れの大陸ではヨーロッパ人移民を取りまく厳しい現実が……。

 

 

04

アフリカ・ユナイテッド/Africa United

(ドラマ/90分/UK・南アフリカ・ルワンダ/2008年/監督デブス・ガードナー・パターソン)

W杯にいきたい!その一心でルワンダから南アフリカまで5000キロを自力で旅した子どもたちの物語。W杯開会式に招待される”エスコート・キッズ“の選考会に参加するため、3人の子どもたちが首都キガリをめざしてバスにこっそり飛び乗った…が、着いたところはコンゴの難民キャンプ!それでもあきらめきれない子ども達は、一路南アフリカを目指して歩き始めた。

 

 

05

テザ 慟哭の大地/TEZA

★2009年Fespaco最優秀作品賞
(ドラマ/140分/エチオピア・ドイツ・フランス/2008年/監督ハイレ・ゲリマ)

故郷の医療進歩を夢見て、留学先のドイツから戻ったアンバーバが目撃したのは、マルクス主義メンギスツ政権の下で疲弊した祖国エチオピアの姿だった。粛清の波は医師にも及び、ドイツに逃げ戻るが、外国人襲撃の標的になってしまう。心身ともに傷だらけで戻った故郷でアンバーバが見つけた希望とは……。

 

 

06

アブレル 微笑の戦士/ABLEL

(長編ドラマ/140分/エリトリア/2007年/監督ゼライ・ミスグン)

冗談好きの人気者アブレルだが、小さな誤解が元で学校を追われ、やむにやまれぬ罪で刑務所へ。刑期が明け恋人とまだ見ぬ娘に会いにいくが、エチオピアからの独立闘争は激化し、アブレルもついに解放戦線へと身を投じることに。知られざるエリトリア現代史を駆け抜けた一人の男の物語。

 

 

●ドキュメンタリー映画

 

07

創作の旅―5人の監督が語る映画製作/Creation in Exile: Five Filmmakers in Conversation

(ドキュメンタリー/53分/フランス/2012年/監督ダニエラ・リッチ)

アフリカ映画の著名な5人の監督が、人生について、映画について、アフリカについて、自らについてを赤裸々に語るドキュメンタリー。

 

 

08

Oセンベーヌ!/O Sembene !

★巨匠が描く「アフリカ映画の父センベーヌ」★

( ドキュメンタリー /56分/ 2012年/マリ/監督スレイマン・シセ)

「アフリカ映画の父」と呼ばれるセネガルの映画監督ウスマン・センベーヌのポートレイト。冒頭、トレードマークとなったパイプをくわえたセンベーヌが、友人達とロンドンのブティックに現れる。このスレイマン・シセの作品は、センベーヌの真の弔いとなるだろう。巨匠スレイマン・シセがユッス・ンドゥールの音楽を使い、センベーヌを描いた話題の新作。

 

 

09

シネマ・イン・スーダン:ガダラ・グバラの回想
CINEMA IN SUDAN: CONVERSATION WITH GADALLA GUBARA

(ドキュメンタリー/52分/2008年/監督フレデリック・シフエンテス)

「映画の為には何でも売った、家も先祖伝来の宝も、妻さえも……」と豪語するガダラ・グバラは88歳になり失明したが、なおメガフォンを握り続ける。検閲と資金不足と闘った60年の不屈の映画人生に迫る。

 

 

10

森のこども ウォレ・ショインカ
WOLE SOYINKA: CHILD OF THE FOREST

(ドキュメンタリー/52分/南アフリカ/2009年/監督アキン・オモトソ)

アフリカ初のノーベル文学賞受賞者であるナイジェリアの詩人・劇作家ウォレ・ショインカ。ビアフラ内戦時の22ヶ月間の投獄生活など波乱の人生を友人や作家たち、そして本人のインタビューで描く。

 

 

11

キューバのアフリカ遠征
CUBA: AN AFRICAN ODYSSEY

(コンゴ編91分)(アンゴラ編98分)
(ドキュメンタリー/フランス・エジプト/2007年/監督ジハン・エル・ターリ)

マンデラが釈放されて最初に会いにいったのはカストロだった。ルムンバ暗殺への報復に燃えるコンゴ革命軍を指揮したチェ・ゲバラ、アミルカル・カブラルへの支援など冷戦時代のアフリカでのキューバの影響を描く。

 

 

●短編映画

 

12

プンジ/PUMZI

★カンヌ・インディペンデント最優秀短編作品賞

(短編/20分/南アフリカ・ケニア/2009年/監督ワヌリ・カヒウ)

第三次世界大戦の後の東アフリカ。自然は破壊し尽くされ、人類は外界から隔絶されたコミュニティを作りかろうじて生き延びていた。研究所の学芸員アシャは、ある日、古い種と土壌を見つけ、この植物を養える土を探して、居住区を抜け出し禁じられた外界へと旅立った。

 

 

13

ぼくらも月面を歩いた
Nous aussi avons marché sur la lune

(短編/16分/ベルギー・DRコンゴ/2010年/監督バルフ・バクパ・カニンダ)

1969年、アメリカ人宇宙飛行士が月面におりたったとき、あるアフリカン・マジックが起こった。

 

 

14

あててごらん
FORA

(短編/7分/ルワンダ/2009年/監督アユーブ・カサッサ・マゴ)

アサドはぼろぼろのカバンが恥ずかしくてたまらず、弟マリクの新しいカバンを羨んで弟を置き去りにしてきてしまう。

 

 

15

ウガンダのエルビス・プレスリー/Rockamilley

(短編/17分/ウガンダ/2004年/監督キャロライン・カムヤ)

ウガンダの青年ミルトンは三度のマトケよりもロックンロールが好き。外交官の父の望み通りに歯医者になるが、音楽の夢はあきらめられず、夜になると白衣を脱ぎ捨て、スパンコール輝くスーツに身を包む。カンパラを舞台に、昼は歯医者、夜はプレスリーとして生きる青年を追った短編ドキュメンタリー。

 

 

16

Mr.カトー 踊る魔術師/The Dancing Wizard

(短編/10 分/ウガンダ/2004 年/監督キャロライン・カムヤ)

ウガンダ唯一の社交ダンスの踊り手は1924 年生まれのミスター・カトー。カウボーイ映画でダンスにはじめて出会い、見よう見まねで踊り、第二次世界大戦が終わり兵士が帰還してくると今度は彼らをまねて踊った。「踊る魔術師」の名で愛される得意なダンサーを追ったドキュメンタリー。

 

 

 

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シノドス国際社会動向研究所

vol.275 

・島村一平「学びなおしの5冊・「モンゴル」、あるいはコロナ禍の中でモンゴルを考える」
・石川義正「社会の分断を見つめる──現代日本「動物」文学案内」
・志田陽子「「捏造」という言葉の重さについて――批判の自由か《排除》か」
・馬場靖人「なぜ私は「色盲」という名にこだわるのか?」
・菅(七戸)美弥「アメリカ・センサスと「人種」をめぐる境界――個票にみるマイノリティへの調査実態の歴史」
・平井和也「コロナウイルスでグローバリゼーションは終焉を迎えるか?」