-
「自分の身体」というモチーフを通して「存在の不安」をテーマに制作をしてきた彫刻家・今野健太さんは、東日本震災以降、「ある」という肯定的なエネルギーを形にしたいと思ったそ...
-
『リクルートという幻想』(中公新書ラクレ)/常見陽平 本書は、リクルート出身者であり、雇用・労働問題の論者としても活躍する常見陽平氏が、人びとの抱く「リクルートという...
-
『愛される会社のつくり方』(碩学社)/横田浩一・石井淳蔵 「まじめでいい人なんだけど、なぜかモテないよね」と言われたことはないだろうか。 実は、そんな「いい人だけど...
-
精神障害をもつ方々の、ユニークな幻聴・妄想をかるたにした「幻聴妄想かるた」を販売している就労継続支援B型事業所「ハーモニー」。「わたしが宇宙の支配者です」「おはようござい...
-
日本の空き家率は増加の一途――。7月に総務省発表によると、全国の「空き家率」は820万戸となり、総住宅数に占める割合が13・5%と過去最高を更新した。社会問題化しつつあ...
-
『物語 ベルギーの歴史』(中公新書)/松尾秀哉 独立から、つねに危機にさらされ続けてきた国がある。EUやNATOの本部が置かれている国・ベルギーだ。 西欧の中心に位...
-
1960年代に有名になった「宇宙船地球号」という言葉がある。建築家・思想家のバックミンスター・フラーが独特のアプローチで読み解いた「宇宙船地球号」を、「スペースシップア...
-
7月に刊行されたJ PREP 斉藤塾代表の斉藤淳氏の『10歳から身につく、問い、考え、表現する力 ぼくがイェール大で学び、教えたいこと』(NHK出版新書)。一回限りの人...
-
『非線形科学 同期する世界』(集英社新書)/蔵本由紀 世間は夏休みである。夏休みといえば虫取りだと相場が決まっている。たいていの小学生は麦わら帽子に半ズボンで虫取り...
-
『聲の形(4)』(講談社)/大今良時 「あの時 お互いの こえが聞こえていたら どんなに良かったか」 『聲の形』は、小学校に転校してきた耳の聞こえない少女・西宮硝子...
-
大人気コーナー「高校生のための教養入門」。今回お話を伺ったのは教育行政学者の村上祐介先生。あまり馴染みのない教育行政学について、基本的なお話を聞いてきました。教育行政学に...
-
『ナショナリズム入門』(講談社現代新書)/植村和秀 数学の図形問題。「複雑怪奇!絶対解けない!」とあきらめていても、補助線を一本引くだけで、解けてしまうことがある。...