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「イスラーム国」へ渡航する若者の報道や、フランスの週刊誌「シャルリー・エブド」の襲撃事件がきっかけになって、ヨーロッパにおけるムスリムの統合の問題が、あらためて関心をあ...
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ソ連では、国と世界を変貌させる改革が始まりました。歴史は、7年足らずというその尺度からすれば僅かな期間をペレストロイカに割り当てました。けれども、それに関する議論は、今...
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青銅器時代の無文字社会 日本から見て地球の裏側に位置する南アメリカの人々は、通説ではシベリア一帯に起源を持ち、約5~1万年前にベーリング海峡から新大陸に渡ったと考...
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30年前の1985年3月11日、ミハイル・ゴルバチョフ氏が、新しいソ連共産党中央委員会書記長に選ばれた。当時は、近い将来に国があれほどの激変に見舞われるとは、誰にも予想...
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3月21日、3年ぶりの日中韓外相会談が行われる。一方、外務省ホームページにおいて、韓国を紹介する記述から「基本的価値を共有」の文言が削除されたことが確認されるなど、日韓関...
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「アラブの春」がシリアに波及して、この3月15日で4年が過ぎた。「今世紀最悪の人道危機」と評される同国の惨状は、今でも「独裁」対「民主化」という勧善懲悪のもとで捉えられ...
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西側による対ロシア経済・政治制裁が昨年春に発動されてから、ロシアは20年かけて構築してきた欧米諸国との関係をほぼ失ってしまった。このような状況において、ロシア政府は外交...
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ソニーピクチャーズに対するサイバー攻撃をきっかけに、注目を集めているサイバー戦争。目に見えない攻撃は、安全保障の面でも大きな脅威となっており、陸・海・空・宇宙に続く「第...
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米国カリフォルニア州グレンデール市が市立図書館横の公園に設置した日本軍「慰安婦」被害者の像が、州憲法や州法に違反するとして在米日本人数名とその団体(GAHT)が訴えていた...
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はじめに 従来、中国の中東地域への関心は、もっぱらエネルギー資源の調達、貿易・インフラ整備、労働市場などについてであった。しかし、現在の中国は安全保障、外交、金融...
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ここ数日で私たちは、かろうじて残っていた純朴さとまではいわないまでも、かすかな希望を失ってしまった。イスラム過激派の活動が遠い海外の出来事ではないことは、前から知らされ...
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去年ディヤルバクルで開校したトルコ初のクルド語小学校において、初のクルド語通知表が配られた。 通知表には読解、作文、生活、美術、体育、音楽、会話などの授業における成績...