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STAP細胞は、画期的な発見として一月末に大々的に発表され、研究者のキャラクターも話題となりメディアに盛んに取り上げられました。ノーベル賞級の発見だとして世間が熱狂ムー...
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前稿「なぜSTAP細胞は驚くべき発見なのか――STAP細胞が映し出すもの」を執筆してから、STAP細胞が置かれた環境はずいぶん大きく変わってしまった。 論文中の画像デ...
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この2月にも、降水観測衛星GPMを搭載して、我が国の主力ロケットH-IIA23号機が打ち上げられます。ところで、これらH系ロケットは、水を噴射して飛んでいる、本質的にペ...
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はやいもので、2014年最初の月はもう終わろうとしている、しかし、そのひと月だけでも、幹細胞研究やがん研究に関するニュースがいくつか報じられていた。 ・小分子RNA...
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有人宇宙飛行と宇宙医学 人類は、古の昔から宇宙に行くことを夢見てきた。第二次世界大戦が終わり、1950年代に入ると世界は冷戦時代に突入。米ソの両大国は人工衛星や有...
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1998年11月に地上約400kmの軌道上に建設が始まった国際宇宙ステーション(International Space Station :ISS)は、2003年のスペー...
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遺伝子を知的財産として認めることの合法性・合憲性を問う 去る6月13日、米連邦最高裁は、乳がんの原因遺伝子の特許をめぐる訴訟で、人の遺伝子は特許の対象にならないと...
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今春、妊婦の血液検査だけで、胎児にダウン症をはじめとする3種類の染色体の変化があるかどうかを調べる出生前検査が始まった。「無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)」、「母...
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多くの人が固唾を飲んで見守った探査機・はやぶさの帰還。昨年11月に、国際宇宙ステーションから帰還した星出彰彦氏。あるいはテレビアニメや実写映画化され人気を博している漫画...
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2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」が地球へ帰還しました。そのドラマティックな展開からメディアに大きく取り上げられ、日本中が注目していたことは皆さまの記憶に残...
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筆者は、科学技術が社会的に受容(もしくは拒否)される過程とその含意について大学で講義している。その過程で毎年、出生前診断について解説するのだが、今年の前期はことのほか学...
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21世紀、それはいうまでもなく「生命」の世紀です。臓器移植、遺伝子医療、脳科学からES細胞・iPS細胞といった言葉はいまや新聞で目にすることも多くなり、私たちにとっても...