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本稿では、戦後フランス外交史のなかで消えた「傷跡」の話をしたい。 最近、総力戦の時代を振り返る機会が多くなった。それは、2014年が第一次世界大戦の開戦から100年の...
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このところ昆虫食がマスコミに取り上げられることが多く、関心をもつ人たちが増えてきている。とはいえまだまだ普通の食材として認知されておらず、昆虫を食べることに不安を感じて...
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現在、NPO法人には3つの心配事がある。寄付金税額控除の廃止議論、法人寄付特別損金参入・みなし寄付金の見直し、そしてNPO法改正だ。来年度の税制議論が始まり、ますます不安...
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『コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき』(岩波書店)/金水敏 「あなた、この薬のむよろしい。とっても効くアルヨ。」 このセリフから、多くの人は中国人を...
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「成熟と喪失」から約半世紀、日本の「母」は今 小劇場演劇の中の「母」が気になりだしたのはいつからだろう。 演劇は目の前に人間の身体があるというのが他ジャンルにな...
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SYNODOSとSYNAPSEのコラボ連載第2回です。 前回は、サイエンスコミュニケーションにおける対話のカタチ、その歴史的経緯と今後の展望について考察しました。 ...
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子供の学力は、家庭の経済水準や保護者の学歴と密接に結びついている。昨今、そうした見解を様々なメディアで目にすることが多くなったが、果たして本当なのだろうか。また、仮に本...
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2014年5月22日、タイで再びクーデタが起きた。絶対王政を倒した1932年立憲革命以来、13度目のクーデタ、21世紀に入ってからは2度目のクーデタとなった[1]。 ...
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医学の形態をとりながら、実は医学ではない「ニセ医学」というものがある。テレビや雑誌、書籍でもたびたび見かける、標準医療を否定する人びとやなんだか怪しい健康法。なかには、...
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『父と息子の大闘病日記』(扶桑社)/神足祐太郎・神足裕司 ソレは突然やってくる――2011年9月。父・神足裕司がくも膜下出血で倒れた。息子である祐太郎は当時24歳で...
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谷合正明参院議員は「性同一性障害に関するプロジェクトチーム(PT)」の座長として中心的な役割を果たしてきました。インタビューを通して見えてきたことは谷合正明参院議員が性...
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1960年代、「早稲田小劇場」で日本の演劇の潮流を変え、1976年に富山県利賀村に移ってからは、世界とダイレクトに結び合いながら活動してきた鈴木忠志氏。今夏に開催された...