-
『コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき』(岩波書店)/金水敏 「あなた、この薬のむよろしい。とっても効くアルヨ。」 このセリフから、多くの人は中国人を...
-
「成熟と喪失」から約半世紀、日本の「母」は今 小劇場演劇の中の「母」が気になりだしたのはいつからだろう。 演劇は目の前に人間の身体があるというのが他ジャンルにな...
-
SYNODOSとSYNAPSEのコラボ連載第2回です。 前回は、サイエンスコミュニケーションにおける対話のカタチ、その歴史的経緯と今後の展望について考察しました。 ...
-
子供の学力は、家庭の経済水準や保護者の学歴と密接に結びついている。昨今、そうした見解を様々なメディアで目にすることが多くなったが、果たして本当なのだろうか。また、仮に本...
-
2014年5月22日、タイで再びクーデタが起きた。絶対王政を倒した1932年立憲革命以来、13度目のクーデタ、21世紀に入ってからは2度目のクーデタとなった[1]。 ...
-
医学の形態をとりながら、実は医学ではない「ニセ医学」というものがある。テレビや雑誌、書籍でもたびたび見かける、標準医療を否定する人びとやなんだか怪しい健康法。なかには、...
-
『父と息子の大闘病日記』(扶桑社)/神足祐太郎・神足裕司 ソレは突然やってくる――2011年9月。父・神足裕司がくも膜下出血で倒れた。息子である祐太郎は当時24歳で...
-
谷合正明参院議員は「性同一性障害に関するプロジェクトチーム(PT)」の座長として中心的な役割を果たしてきました。インタビューを通して見えてきたことは谷合正明参院議員が性...
-
1960年代、「早稲田小劇場」で日本の演劇の潮流を変え、1976年に富山県利賀村に移ってからは、世界とダイレクトに結び合いながら活動してきた鈴木忠志氏。今夏に開催された...
-
自然保護の光と影 タンザニアのセレンゲティ国立公園は、アフリカでもっとも有名な自然保護区の一つである。四国と同じ面積をもつ広大な平原では、360度の地平線の上をゾ...
-
外国人労働者問題は、どこの国においても非常に政治的な議論になっている。欧州では、一方で極右勢力の躍進もあり、外国人排除の動きもある。他方で、移民も含めた人権保護支援勢力...
-
主に教員養成・採用・報奨システムの観点から日本の教員政策について考察した「教育政策のかなめ教員政策を考える」でも言及したように、教員政策は幅が広く、その他にも様々な要素...