2020.03.16

就職活動過程における「やりたいこと」の論理

妹尾麻美 社会学

社会

1.仕事を語る語彙

就職活動で自己分析が定着してからおおよそ20年が経とうとしている。この間に、「キャリア」という言葉も普及した。「自らのキャリアや目標を考えて仕事を選択する」という考え方は若者のみならず、30代・40代の人々にとってもある程度「当たり前」のこととして受け止められている。

キャリア形成時、就職活動時、転職時、「やりたいこと」という言葉は仕事を語る語彙としてよく用いられる。この言葉で仕事が語られるとき、仕事に対する熱意や意欲と捉えられ肯定的に評価されることもあれば、仕事に対するわがままや享楽的な志向とされ否定的に評価されることもある。

しかし、こうした価値判断を行う前に、そこで語られている「やりたいこと」はどのような特徴を持ち、その特徴がどのような背景から生じるのかを明らかにすべきだと思うのである。そこで、本稿では就職活動過程において大学生が語る「やりたいこと」にどのような特徴や背景があるのか、を示していきたい(注1)。

(注1)この方針は、フリーターにおける「やりたいこと」の論理を明らかにした久木元(2003)を参考にしている。

2.就職活動前半に語られる「やりたいこと」

さて、少々前のデータにはなるのだが、2012年に筆者が実施したAさんへの聞き取り調査データをみていきたい(注2)。むろん、たった1名の語りが就職活動を行う大学生全員に当てはまるわけではない。ただし、Aさんのデータは、主に人文・社会科学系を中心とし、事務・営業職を目指す「標準的な就職活動」(注3)を行う大学生に起きうる可能性が高い事象が数多く現れている。また、Aさんが語る「やりたいこと」をわたしたちも理解できるとするならば、それは単にAさん個人の意識に還元してしまえるようなものではなく、それ自体「動機の語彙」として考えるべきものであろう。

(注2)プライバシーに配慮し、意味が通るようにするため、最低限の加工を施した。

(注3)ここでの「標準的な就職活動」とは、3年生から4年生のある時期に就職ナビサイトに登録、説明会に参加、エントリーシート・履歴書を提出し、選考に進むといった一連の活動を指す(濱中2007)。

では、Aさんについて紹介したい。彼は中堅私立大学の社会科学系学部に所属する学生で、2013年卒業予定であった。2013年卒の活動は大学3年生12月に採用情報の解禁がなされ、4年生の4月に内々定の解禁がなされた。2013年卒はリーマンショックの後、落ち込んだ就職内定率が上向き始めたころであり現在よりは厳しい状況であった(厚生労働省・文部科学省2019)。

Aさんは大学2年時にキャリア教育の授業を受講しており、3年時の12月から就職活動を開始した。Aさんの感覚では、「1日1社っていうペースで、週に4、5回はずっと」という。2012年3月時点で説明会に10社から20社ほど参加し、エントリーシート・履歴書を各5〜6社程度に提出していた。筆者は2012年3月、4月、7月の3回、彼に聞き取り調査を実施している。

1回目の調査時、Aさんは第1志望のX社(商社)の選考に落ちた直後で、かつY社の内定を得ていた。ただし、Y社は「1回の面接で通ってしまった」と述べ、Y社の募集人数が多いことから「そっから振り落とそうとしてるのかなっていう。不安もあるんで。」といわゆるブラック企業である可能性を疑っていた。

まず、筆者はAさんにX社を受けようと思ったきっかけを聞いてみた。

人と関わるのが結構好きで接客とかいろいろアルバイト経験もあるんで。人にものとかを提案するのがちょっと興味がありまして。商社というか、営業系をやりたいなって。

このとき、「人にものを提案する」「営業系」をやりたいと述べていた。志望の業種や会社について聞くと、Aさんは以下のように答えてくれた。

そうですね、社風とか活気とかを重視していて(略)「企業見学させてください」って12月ごろにお願いして、企業さんどうやら12月と1月は結構暇だってことだったんで、そこで見学して自分で肌で感じてみて。で、そのなかで、一番自分のやりたいなって思う、社風といいますか、そこで働きたいなって思ったところを重視してます。

業種や企業の選択に関して見学を行いつつ、直感にも近いかたちで「やりたい」と思ったことを判断していた。

だが、Aさんは「やりたいこと」として語られた営業職と一見両立しないことも同時に述べていた。たとえば、営業職の内定(Y社)を得ても、就職活動を続ける理由について以下のように返す。

A:そうですね、やっぱりいろいろ見て、自分のやりたいことやりたいものを選びたいってのがあるんで、まだ続けるつもりです。

筆者:そのやりたいことってのは?

A:ん、そうですね。Y社は自分のやりたいといいますか、自分の志望して選んでるわけではなかったので、やっぱり、自分がこれ行きたいって思えるところに一番いける、まだ結果が出てないのでそれを見つけたいです。

こうしてY社は「行きたいって思えるところ」ではないとAさんに却下される。

さらに、Aさんに志望動機について確認すると「営業職でなくてもよい」というのである。

A:自分のやりたい業界ってのは、営業職であったりだ、とかなるんですけど、選考していく中で営業じゃないとこもところどころぶつかるんですけど、それに対してはそうですね。深い話じゃないですけど、どこでも使えるような志望動機を、自分の中でつくってあるんで、それを応用してます。

筆者:入った会社で人事やってくださいとか、全然営業じゃない仕事やってくださいっていわれたら、もしそうなったらどうする?

A:それはそれでいいんじゃないって思いますけど。その会社をさらによりよくするために、自分が会社を勢いづけるってことができるのであれば。

筆者:じゃあ、自分が営業やりたいっていうよりも、この会社やったらいいかなみたいな基準で?

A:ま、そうですね、人事部とか上の人が「あなたはこれに向いてる」って言ってくれるのであれば、そういう判断してくれたのであれば、しっかりそれに対してやっていきたい。

このように、営業に必ずしもこだわっておらず、採用された会社の判断を受け入れる態度を見せているのだ。

ここまでみてきたAさんの語りをまとめよう。彼は、①「営業系がやりたい」と考えつつ、いくつかの会社を訪問している。そのなかで、②「一番自分のやりたいなって思う、社風といいますか、そこで働きたいなって思ったこと」を考えている。だが、「やりたいこと」として語られた営業と一見相容れないような発言も見られる。③営業職で内定を得たにもかかわらず「自分のやりたいことやりたいものを選びたい」ため就職活動を継続していることや④企業の判断があれば営業じゃなくても構わないといった点である。

これを見る限り、ここで語られている「やりたいこと」は彼のキャリアを示すものとも、仕事に対するわがままとも異なる。

やや複雑なこの語りに説明を加えていきたい。ここで語られる「やりたいこと」には2つの特徴が挙げられる。1つ目は、「やりたいこと」は就職活動過程で見つけるもの、ということである。Aさんは「営業」と職種を絞ってはいるものの、それ以上明確な業務内容や職種については語っていない。就職活動過程で見つけた関心について「やりたいこと」と語っている。さらに、「営業」以外の職務でも構わないとさえ述べており、採用された会社の判断を受け入れるという態度を持っている。Aさんにとってこの過程は「自分がこれ行きたいって思えるところ」を見つける活動なのだ。

では、なぜAさんはそれを探そうとしているのか、これは単なる「やりたいこと」探しではないように思われる。「できれば、入ったからには一生定年なるまでしっかり働きたいなって」という彼の別の語りにヒントがある。彼は「そこで働くっていうご縁があった(略)せっかくこんなにたくさんある企業の中で、私という人材を見てもらえたのであればやっぱり。ちゃんと貢献したい、期待に応えたいっていう気持ち」と述べ、内定を得た企業で定年まで働こうとしていた。

Aさんは、就職活動過程で「やりたいこと」を発見し、それが評価されれば、一生働き続けられると考えている。すなわち、この過程で見つけた「やりたいこと」であれば一生続けられる、というものである。これが「やりたいこと」の2つ目の特徴である。

3.「やりたいこと」が語られる背景

こうした「やりたいこと」を語るAさんに対し、将来像や業務内容が明確ではないとみる人もいるかもしれない。また、興味・関心でそれが「コロコロ」変わると非難する人もいるかもしれない。よく考えれば「短期間に決めたものを一生続ける」ということ自体、両立しないように思われる。しかし、このことはAさんの「気持ち」に還元するような問題ではないだろう。そこで、この「やりたいこと」の論理を就職−採用活動という社会の仕組みの問題として考えてみたいのだ。

就職−採用活動について順を追ってみよう。

活動の前半、ナビサイトへの登録や説明会への参加が行われる。大学生は説明会に参加し、企業を探そうとする。企業は母集団形成に関する活動を行う。Aさんは「企業さんどうやら12月と1月は結構暇だってことだったんで」と述べている。この時期、企業は大学生に門戸を開く。企業は大学生からのより多くの応募を集めるため情報を提供している。就職ナビサイトに情報を載せる、採用HPを立ち上げる、魅力的な説明会を開催するなど「人集め」を行う。大学生からみると、多くの情報から志望する企業を選択することとなる。

次に、選考へと移行する。履歴書・エントリーシートによる書類選考やSPIなどの試験、複数回の面接となる。このとき、企業は複数の応募者から採用予定人数に絞り込む作業を行う。大学生は自らの就職先候補を複数社選定し、上記の作業が課せられる。1社につき複数回の選考となるので、複数社に応募していればかなりの作業量になる。つまり、この時期、彼は毎日のように自己PRや志望動機を語っていたと推測できる。

2014年に実施された調査において、企業が採用で大学生に求めるものの上位3つは「人柄」「その企業への熱意」「今後の可能性」となっている(リクルートキャリア2014)。志望動機や企業への熱意を企業が大学生に求めるとき、「うちの会社でやりたいことはなんですか?」と聞くことは多いにあるだろう。こうして、大学生は「やりたいこと」を個々の企業に合わせ、ここに入りたいという興味や関心を答えることになる。

だが、Aさんのように志望していた企業に落ちること当然もある。AさんはⅩ社に再受験の申し出も考えていたほどであり、諦めきれていない。しかし、「それでアカンかったらあきらめつくかなって。じゃあ、もう縁なかったんやし、それやったら、自分と縁があるところを少しでも多く探そう。そこはポジティヴに。」と切り替え志向も持っている(注4)。

(注4)むろん、企業が落とす理由は「定員を締め切った」「能力が足りてなかった」などいろいろと考えられる。しかし、大学生にその理由が明確に伝えられることはないため、わからないまま活動を続けることになる。また、落ちた理由がなんであれ、本人の考えた「志望動機」や「やりたいこと」は企業に合わせたものであれば落ちた後、宙吊りにされる。

たとえ失敗したとしても採用活動が落ち着くまでナビサイトには情報が一定程度あり、「まだまだ採用実施中」など煽るような文言すら登場する。彼らにとって、切り替えて、あらたに「やりたいこと」を見つけるほうが合理的なのである。

4.その後の展開

その後、Aさんは4月に小売業のZ社の内定を得た。その内定を得た段階においても、「GW明けにもう一回再出発しようと決めてるんで(略)自分のやりたいことをまたもう一回考えてみようかなって」と就職活動を継続する予定であった。

その理由について、Aさんは「就職活動って今しかできないじゃないですか、で、終わることはすぐ簡単にできますけど、続けることって結構難しいじゃないですか、それやったらやれる時期にとことんやっておこう。それで納得行く就活ができれば、自分はそれが一番いいと思ってるんで、もし仮に今続けてあかんかったとしても、自分ができるだけやってきた結果が2社っていうのだったら、そこは受け入れよう」という。彼は、納得できる企業を見つける活動として就職活動を続けるのだ。この時点で「やりたいこと」を聞くと、「もう一回幅広く考えてみよう」と具体的には見つかっていなかった。

最終的に、Aさんは7月に小売業Z社への就職を決める。

(活動を)続けたほうがいいんじゃないかなっていう気持ちもあったんですけど。でもどうも前のときのように(活動に)燃えることはなかったので。そのZ社は何回か研修みたいなのあったので、その話を聞いてて、なんか面白いのかなって、ちょっと心ひかれたってのもあると思うんですよ。それでもし新しいところ受けて通ったとしても、ほんまにそれでまた行きたい、比べてしまうじゃないですか、それでまたそちらに気を取られることあるかなあって。まず通らないといけないし。(略)とりあえずせっかく今の僕に内定くれたんで。ちょっと話聞いてみようかなって。

とZ社で働くOBに話を聞きに行った上で、就職を決めた。このとき、志望する職種や「やりたいこと」は変わらないものだと筆者は捉えていたので、失礼にも以下2つの質問を行っていた。

筆者:最初は営業とか考えてて、それはどう思う?

A:まあやれば多分できるとは思うんですけど。就活していくなかで、ずっと営業、営業って思ってたんですけど。あーそうじゃないんやなーって。まだほかにもいろいろあるんやな、まぁちょっと視野が広くなったかなって感じですけど、ちょうどZ社の雰囲気っていうのは。働いている感じも、自分の求めてるのとちょっと似てるかなって感じで。営業職ではないけどそういう道もありなのかなって。

Aさん自身が3月に「営業をやりたい」と答えていたように本人も「営業」と思っていた。しかし、7月時点ではそれを「視野が広がった」と捉え直している。

筆者:就活でやりたいことなにってって聞かれると思うねんけど

A:はい

筆者:自分が思ってたやりたいことっていうのと、今の会社は近いと思う?

A:まぁそうですね。お客さんと話して、信頼関係を築くって面では、ある意味(商社の営業と)一緒なのかなって、やってみたいのはそういうことだったんで。そうですね。商社と小売全然違うと思いますけど。まあでも就活していく中でこういうところもあるんやなって勉強できたし。結果的にはそちらに行くってなったんですけど。自分もそういう向いてるんじゃないかなと。ま、一致はしてるんじゃないかなぁ。

筆者は、志望業種や「やりたいこと」を変わらないものだと想定しているが、Aさんは「やってみたいのはそういうことだったんで」とZ社とかつての「やりたいこと」を一致させて筆者の質問をかわしていくのである(注5)。

(注5)ただし、Aさんは「就活してた中で(略)自分ってこんなにへこむこともあるんやなって勉強になったし、へこむってなんか辛いなとか思いながら」と述べている。推論にはなるが、Aさんは「やりたいこと」や納得できる企業を探すべきだと思っていたため、「やりたいこと」に対するハードルが上がっていたと考えられる。それゆえ、「燃えることはなかった」とかつてのように活動できなかったことに触れ、しばらく苦悩していた可能性が考えられる。

5.「やりたいこと」にみる困難

まとめていこう。就職活動過程、とりわけ前半に語られる「やりたいこと」には2つの特徴があった。「やりたいこと」はその過程で見つけるもの、「やりたいこと」であれば一生続けられる、である。その後、Aさんは就職活動を続けつつ、「やってみたいことはそういうことだったんで」と得られた内定に合わせた形でそれを語った。

わたしたちは、「やりたいこと」と語られると、仕事における熱意や意欲について「ちょっとやそっとでは変わり得ない」と普通は理解するだろう。しかし、Aさんに見られた「やりたいこと」は流動的でかつ納得のいくものであり、両立するのが困難なものであった。

このことは、第1に、大学生からすると(企業が採用を絞り込んでいるタイミングであればなおさら)「やれるかどうかわからない」ことを「やりたいこと」として語らねばならないため、ある程度流動的なものにならざるを得ない(注6)点が背景にある。第2に、彼らから見れば「一生を決めるかもしれない」ことが背景にある。つまり、「やりたいこと」は長期雇用と現状の就職-採用活動の仕組みに適合的なものとして語られている。それゆえ、そもそもこの「やりたいこと」は語るのが難しい特徴を持つのである(注7)。

(注6)なお、その企業での熱意を尋ねる質問が行き過ぎると企業について考える時間だけが増え、内定に至らないため、学生の労力を奪うことになりかねない。

(注7)もちろん、はじめから「やりたいこと」が明確で、それを叶えることができる大学生もいるだろう。冒頭に述べたように、Aさんの事例がすべての大学生に当てはまると筆者は考えていない。しかし、2000年代、就職活動過程で「やりたいこと」が語られていたこと、またそれが困難を生んでいたことが先行研究で指摘されている(本田2010:49-50)。Aさんのような事例は少なからず存在したと考えられる。

企業はおそらく、「やりたいこと」を必要があって尋ねている。企業が「自社への熱意」を求めるように、志望動機は自社に対する理解が明確であるかを測る判断基準だろう。企業も「やりたいこと」だから勤続できる、という労働市場に適合的な価値観(久木元2003)を有していると言える。近年、経営学では「迅速な社会化」が着目されている(中原2014:38)。このことを考えれば、自社への適応や熱意が着目されることも不思議ではない(注8)(注9)。

(注8)「迅速な社会化」とは、組織への社会化のスピードを上げ、精度よく行うことを指す概念である。

(注9)組織に対する「迅速な社会化」を促し、10人からたった1人を選抜することは、一企業としては合理的ではある。だが、それが汎用的な職務への社会化ではなく、企業への適応だとすると、残り9人は一からやり直しとなる。それを考えたとき、大学生にとって、そして企業社会全体にとって、この仕組みは無駄の多いものといえる。

日本型雇用慣行が縮小したとはいえ、いまだなお残っている日本社会(注10)において、就職−採用活動の過程で大学生は自らの働く企業を語り、企業は自社の理解を深めてもらおうとする。確かに、2019年は売り手市場であったため、こうした問題は発生しにくく、マッチングがうまく成立し、互いに良好な関係を築いているのかもしれない。しかし、需給バランスが崩れたとき、そううまくはいかない。問題が顕在化してくる可能性は十分にある。企業は大学生を落とすことができ、学生が「やりたいこと」を流動的に変えざるを得なくなる。それをみて、大人は「今の若者はやりたいことがない」、「やりたいことが明確でない」などと非難できてしまう。

(注10)労働経済学者の神林龍は、男性正社員のコア社員について長期雇用慣行が崩れたとはいえないことを指摘している(神林2017)。

しかし、本稿でみてきたように、大学生が語る「やりたいこと」は就職−採用の仕組みに内包されているものであった。したがって、この仕組みを維持する日本社会が大学生に困難な問いを突きつけているともいえるのである。

参考文献

・濱中義隆、2007、「現代大学生の就職活動プロセス」小杉礼子編『大学生の就職とキャリア』勁草書房、pp.17-49。

・本田由紀、2010、「日本の大卒就職の特殊性を問い直す」苅谷剛彦・本田由紀編『大卒就職の社会学』東京大学出版会、pp.27-60。

・神林龍、2017、『正規の世界・非正規の世界』慶応義塾大学出版会。

・久木元真吾、2003、「『やりたいこと』という論理」『ソシオロジ』148号、pp.73-89。

・厚生労働省・文部科学省、2019、「大学等卒業予定社内定状況(10月1日現在) 就職(内定)率の推移 (グラフ) 」https://www.mhlw.go.jp/content/11804000/000565498.pdf

・中原淳、2014、「『経営学習』研究から見た『大学時代』の意味」中原淳・溝上慎一編『活躍する組織人の探究』東京大学出版会、pp.15-48。

・リクルートキャリア、2014、『就職白書2014-採用活動・就職活動編-』

https://data.recruitcareer.co.jp/wp-content/uploads/2014/03/hakusyo_2014all.pdf

プロフィール

妹尾麻美社会学

立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(人間科学)。専門は社会学。主要業績、「求人メディア利用の変化から「人=メディア」を考える」岡本健・松井広志編『ポスト情報メディア論』(ナカニシヤ出版 2018)など。

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