シノドス・トークラウンジ

2021.07.20

2021年8月18日(水)開催

映画は誰がために映されるのか?――法と映画を考える

志田陽子 憲法、言論・芸術関連法 司会:吉田徹

開催日時
2021年8月18日(水)20:00~21:30
講師
志田陽子
司会
吉田徹
場所
Zoom
料金
1100円(税込)
※高校・大学・大学院生は無料です。

対象書籍

映画で学ぶ憲法II 

志田 陽子/榎澤 幸広/中島 宏/ 石川 裕一郎

人は何のために映画を観るのでしょうか? 新たなドキドキやワクワク、感動や興奮を経験するために映画鑑賞する、という人は少なくないでしょう。では、こうした感情を揺さぶられること自体は、何のためにあるのか――『映画で学ぶ憲法Ⅱ』の編者で憲法学者の志田陽子さんは、法をより理解するための「色褪せないブースター」として、映画は活用できる、とします。

この本では、『ニュールンベルグ裁判』(1961年)、『ハンナ・アーレント』(2012年)、『タクシー運転手』(2017年)といった現実の出来事や人物を扱うものから、『シン・ゴジラ』(2016年)、『ちはやふる 上の句』(2016年)、『フラガール』(2006年)、『ブレードランナー』(1982年)といった、一見すると娯楽性の強い作品までが取り上げられています。そこで提示される問いも、「法の下の平等」や「民主主義」といった硬いテーマから、「地域おこし協力隊」や「承認欲求」といった身近なテーマなど、様々なものが含まれています。

果たして、映画をみることで、憲法や法律がより良く理解できるようになるのか、あるいはその反対に、憲法や法律をより深く理解するために、映画はどのように役立つのか?

今回のシノドス・トークラウンジでは、表現の自由やアート・芸術分野における法律、さらにはAV女優の人権保障などについて精力的に発信をされている志田陽子さんをお迎えして、法と映画について考えます。

法律を学んでいる/学び直したいという方も、単に映画が好きで映画談論したいという方も、大歓迎です。

プロフィール

志田陽子憲法、言論・芸術関連法

武蔵野美術大学造形学部教授、東京都立大学システムデザイン学部客員教授、博士(法学)。「憲法」および表現者のための法学を担当。研究対象は、表現の自由と人格権、文化芸術と法。著書に『文化戦争と憲法理論』(法律文化社、2006年)、『表現者のための憲法入門』(武蔵野美術大学出版局、2015年)、『合格水準 教職のための憲法』(共著・法律文化社、2017年)、『「表現の自由」の明日へ』(大月書店、2018年)、『映画で学ぶ憲法Ⅱ』(編著・法律文化社、2021年)。東京新聞「新聞のあり方委員会」委員。「シノドス」では、「シノドス・トークラウンジ」共同主宰者、「法と社会と自分ごとをつなぐパブ」編集委員。

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