2024.12.17
『デンマーク式 生涯学習社会の仕組み』(坂口緑、佐藤裕紀、原田亜紀子、原義彦、和気尚美)
比較教育学、生涯学習論、図書館情報学を専門とする研究者たちが解き明かす、「幸せの国」デンマークの教育制度。
留年したりコースが変更できるフレキシブルな学校制度、自分にふさわしい学びが何かを相談できる進路指導、大人が当たり前に利用できる学び直し、いつでもどこでも誰でも学べる機会を提供する生涯学習機関、などなど。
それは、「レゴ」のようにパーツとパーツを組み合わせるだけで、創造的な造形を形づくる生涯学習社会。その根底にあるのは、「ひとりひとりの声」を聞こうとする姿勢です。 デンマークの教育にご関心のある方は、ぜひご一読ください!
プロフィール
芹沢一也
言論プラットフォーム SYNODOS の運営・編集を担い、現代社会における言葉の扱われ方を実践の場で扱っている。1968年東京都生まれ。アカデミズムとジャーナリズムのあいだに位置する場としてシノドスを立ち上げ、専門知を社会にひらくことを目的とした活動を続けてきた。
株式会社シノドス代表取締役。政治・社会・科学技術など複雑な問題を、どのような言葉で提示すれば議論が成立するのか、その条件を整えることを編集の役割として位置づけている。特定の思想や立場を前提とせず、論点が共有可能なかたちで提示されることを重視している。
この編集的な視点は、言語教育の分野にも接続されている。シノドス英会話 を主宰し、大人のための英語学習に取り組む。表現の暗記や会話テクニックではなく、日本語と英語における思考プロセスの違いに着目し、「分かっているのに話せない」という状態がどこで生じているのかを整理することを出発点としている。
言論という社会的な実践と、英会話という個人の実践を往復しながら、言葉が社会と個人をどのようにつないでいるのかを、具体的な場面で扱っている。

