安全保障をみるプリズム(安全保障研究報告シリーズ)

「安全保障」というと、自衛隊や日米同盟の話になりがちですが、学術的には、その意味するところはずっと幅広く、多様です。環境や経済など非軍事的な課題も含まれますし、何を「安全保障」だと考えるかも、アクター(国や組織、人)によって大きく異なります。本シリーズでは、様々な角度から「安全保障」を論じていくことで、あたかも「プリズム」のように「安全保障」の多様性を照らし出していきたいと思います。執筆陣は、安全保障研究の専門家が中心になりますが、特に新進気鋭の若手研究者の論考を多く取り上げることで、最先端の議論を紹介していきます。

 

「安全保障をみるプリズム」編集委員会

 藤重博美(青山学院大学国際政治経済学部)

 本多倫彬(キヤノングローバル戦略研究所)

 松岡美里(帝京大学外国語学部)

vol.272 

・荒木啓史「遺伝か環境か?――ゲノム科学と社会科学の融合(Sociogenomics)が教育界にもたらすイノベーション」
・神代健彦「道徳を「教える」とはどのようなことか――「押しつけ」と「育つにまかせる」の狭間を往く教育学」
・中里透「財政のことは「世の中にとっての」損得勘定で考えよう!」
・伊藤昌亮「ネット炎上のポリティクス――そのイデオロギー上のスタンスの変化に即して」
・穂鷹知美「マルチカルチュラル社会入門講座――それは「失礼」それとも「人種差別的」? 」
・福原正人「戦争倫理学と民間人保護の再検討――民間人殺害はなぜ兵士殺害より悪いのか」