福島の水道水は飲んでも安全か?

私たちの生活に欠かせない「水道水」は、福島第一原発事故の後も安全なのでしょうか。答えは「とても安全性が高く、もちろん飲んでも問題ない」です。

 

福島県では、非常にわずかな放射性物質も検出する測定装置(ゲルマニウム半導体検出装置)を使って、県内すべての水道水を定期的に検査しています。

 

その頻度は地域ごとにわかれ、放射性物質の飛散量が県内では比較的多かった浜通り地方では週に3回、逆に原発からの距離が遠く当初から汚染の心配がなかった南会津地域でも月に1回(同様に距離が離れている会津地域や県南では週に2回)、福島市や郡山市など県北県中地域では週に1回です。

 

水道水の管理目標値として、放射性セシウム(セシウム134とセシウム137の合計)は10ベクレル/kgと定められています。なお、2011年5月以降、1度も検出限界値(1ベクレル/kg)を超えて検出されたことはありません。

 

水道水が安全な理由は、放射性セシウムが泥に強くくっつく性質を持つためです。水道水は、水源から引いてきた水中の泥を沈殿させ、その上澄みをさらにろ過し、消毒して、私たちのもとへ送られています。水道水がこういった過程を経るため、泥と結合する放射性セシウムはそもそも水道水には含まれにくい性質を持つといえます。

 

また、放射性セシウムは、地面の中で泥と結びつき、地中深くまで浸透することができません。このため、井戸水のように深い場所から引いた水にも放射性物質は含まれません。

 

福島の家庭で日常的に使う飲料水として、ミネラルウォーター、水道水または井戸水がありますが、どの水を選択した人も内部被曝量に変化がないことが、これまでの内部被曝測定からも明らかになっています。(2018.6.1更新)

 

●参考リンク

水道水の放射性物質検査に関するQ&A
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/25-1.html

 

 

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