3.11後の福島では中絶や流産が増えたのか?

3.11後の福島では、中絶や流産が増えたのでしょうか? 答えは「いずれも増えてない」です。 

 

福島県立医科大学が、(1)県内で母子健康手帳を交付された女性、(2)県外で母子健康手帳を交付された女性のうち、県内で妊婦健診を受診し分娩した女性(いわゆる里帰り分娩をした女性)について、2011年に1万6001人、2012年に1万4561人を対象に、妊娠数に対する自然流産と人工中絶の割合を調査しています。 

 

調査結果によると、母子健康手帳交付後の流産の割合 は、2011年が0.77%、2012年が0.81%、中絶の割合は2011年が0.06%、2012年が 0.08%で、いずれも3.11以前から大きな変化は見られませんでした。 

 

また、早産率、低出生体重児率、先天奇形率も、全国平均や一般的に言われているデータと変わりませんでした。この調査は現在も続いていますが、同様の結論が出されています。 

 

●参考リンク

「妊産婦に関する調査の結果」について
http://fukushima-mimamori.jp/pregnant-survey/result/

 

 

「福島レポート」をサポートしてくれませんか?

 

「福島レポート」の運営はファンクラブによって支えられています。福島をめぐる誤った情報や偏見をただし、科学的に正確な知識を広めるために、どうぞサポートをご検討ください。⇒ https://camp-fire.jp/projects/view/30155

 

 

 

 

福島の「いま」を伝える情報サイト「福島レポート」

 

 

1
 
 
シノドス国際社会動向研究所

vol.260 

・吉永明弘「都市に「原生自然」を残す――人新世の時代の環境倫理学」
・藤重博美「学び直しの5冊――「相対的な安全保障観」を鍛えるための読書術」
・赤木智弘「今月のポジだし――AIが支配する社会を待ち続けて」
・竹端寛「「実践の楽観主義」をもって、社会に風穴を開けていく」
・伊吹友秀「エンハンスメントの倫理」
・鈴木崇弘「自民党シンクタンク史(4)――東京財団退職後」
・加藤壮一郎「デンマーク社会住宅地区再開発におけるジェーン・ジェイコブス思想の展開」