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結論が凡庸になっても論理的な哲学的思考を手放さない――『21世紀の道徳 学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える』(晶文社)
ベンジャミン・クリッツァー(著者)
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踏みにじられたい人はいますか?――『「オピニオン」の政治思想史 国家を問い直す』(岩波新書)
堤林剣+堤林恵
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「湾岸のトラウマ」とはなんだったのか?――『自衛隊海外派遣の起源』(勁草書房)
加藤博章(著者)
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犬は人に「上下関係」を求めていない――『犬にウケる飼い方』(ワニブックスPLUS新書)
鹿野正顕(著者)
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性はどのようにして罪深いものとなり、その真理を追い求めるべきものとなるのか――『性の歴史IV 肉の告白』ミシェル・フーコー(新潮社)
慎改康之(訳者)
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悲劇をこれ以上拡大させないために――『福島の甲状腺検査と過剰診断 子どもたちのために何ができるか』(あけび書房)
高野徹(著者)
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ジョブ型は成果主義にあらず――『ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機』(岩波新書)
濱口桂一郎(著者)
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「連帯」という視点から人間の存在構造を辿る——『連帯論 分かち合いの論理と倫理』(筑摩選書)
馬渕浩二(著者)
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動物を殺す社会と殺さない社会、あなたはどちらがいいですか?――『ベジタリアン哲学者の動物倫理入門』(ナカニシヤ出版)
浅野幸治
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多様性と統一性のあいだ――『チャールズ・テイラーの思想』ルース・アビィ(名古屋大学出版会)
梅川佳子(翻訳)
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経済学入門、最初の一歩――『教養のための経済学 超ブックガイド』(亜紀書房)
飯田泰之×井上智洋×松尾匡
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「答えは人それぞれ」で終わらせる前に――『「倫理の問題」とは何か メタ倫理学から考える』(光文社新書)
佐藤岳詩(著者)