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サイバーセキュリティ分野で「プリズム(PRISM)」といえば、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)の暴露によって明白となった米国家安全保障局(Natio...
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“Security”と「安全保障」安全保障――。この言葉は、あなたに何を想起させ、どのような感情を抱かせるだろうか。「安全保障」という言葉は、戦後日本の政治と言論界をざわ...
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2020年は、米国によるイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害というきな臭いニュースとともに幕を開けた。年末も、北朝鮮がいつ「クリスマス・プレゼント」を突きつけてくるかと...
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日本にリベラルは存在するのか? 「自民党には入れたくないけど、かといって他に入れたい政党は無いなぁ……」 選挙で投票する時、こんな風に感じたことのある人もいるのでは...
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ポピュリズム伸長と社民の衰退 西欧各国の社民政党が大きなダメージを受けている。 2017年から2018年は、英EU離脱と米トランプ大統領誕生があったこともあ...
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広島への原爆投下は戦後日本の歴史そのものであるし、また、その逆も真といえる。原爆投下をいかに記憶するかをめぐっては、つねに再考され、そして修正されてきた。原爆投下をめぐる...
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論壇で「論争」と呼ばれるものを目にしなくなってから久しい。1960年代から活発だった講和条約をめぐる論争、90年代に再燃した歴史認識論争といった硬派な議論はもちろんのこと...
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実質的な議論がなされない。国連平和協力法案(1990年)、国際平和協力法(1992年)、テロ対策特別措置法(2001年)、イラク復興支援特別措置法(2003年)、そして平...
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筆者は、この30年ぐらい、政策や政治に関係する仕事に関わってきた。より具体的には、東京財団や自民党等の政策シンクタンクの設立および運営に関わった。その後、東日本大震災の際...
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「革新」という言葉が使われなくなって久しい。55年体制の時代においては、自由民主党(自民党)を保守政党と呼び、それに対峙する野党勢力の一員で、なおかつ社会主義を目指す政党...
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政権交代の起きる国と起きない国 メキシコでは7月1日の大統領選挙の結果、国民再生運動のロペスオブラドール氏が当選し、政権交代が起きることになった。制度的革命党の一党長...
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はじめに――「リベラル」は死語! 本日のセッションで私に課せられたお題は、「リベラル」の歴史や定義について、です。わたしは政治思想史を専門としていますので、その領...