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欧州難民危機――難民保護という理念と現実の間 ヨーロッパへ渡る難民の数は2011年頃から急増し、EU全体で30万人程度であった庇護申請者の数は2014年には62万...
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20代にしてNPO法人「もやい」理事長になった大西連氏の初の単著『すぐそばにある「貧困」』が上梓された。生活困窮者支援の現場をありのまま描くノンフィクションだ。今回は、...
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地域活性化業界の風雲児・木下斉氏による『稼ぐまちが地方を変える』(NHK出版)が上梓された。「地方再生」というけれど、本当に稼ぐようにはどうしたらいいの!? 著者の木下...
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先月、『ドイツリスク 「夢見る政治」が引き起こす混乱』(光文社新書)を上梓した。ドイツにおける、エネルギー転換(脱原発と再生可能エネルギー導入)、ユーロ危機、ロシア・中...
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「この1,2カ月で、シリア難民が急にヨーロッパのことを口にし始めた。多くの難民が何としてでもヨーロッパ諸国に行こうとしている」 9月中旬にヨルダン北部にあるザアタリ難...
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「今度、大切な人が来るんだ」と親にメールしたヒロは、絶賛入院前夜なのだった。ときは5月。数日後には手術を控えていた。おなかに「爆弾」を抱えながら、ヒロはケータイをおいて...
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警察の恣意的な捜査が可能に?――安全保障関連法案をめぐり大きく揺れた国会。その陰では「通信傍受法」、いわゆる「盗聴法」に関する審議が密かに進められていた。その改正案の問...
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はじめに 近年、「女性の貧困」という言葉をさまざまな文脈で耳にすることが多くなった。2014年1月27日に放送されたNHKクローズアップ現代「明日が見えない~深刻...
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シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワ...
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税制、福祉、中絶、同性婚、環境規制……何が正義か、誰がどんな権利をもつのかをめぐって現代社会は引き裂かれる。人々が自分の考えを心の底から正しいと信じて争うとき、対立を解...
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「環境教育」は、自然環境保護の大切さを教えるのが目的の1つです。しかし、環境を保護したり、環境悪化を解決したりする方策として、残念ながら迷走した活動がその中で行われてしま...
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私が、自分が同性に惹かれていることを初めて意識したのは、小学四年生の時だった。同級生への強い胸の高鳴りを感じながら、必死にその思いを打ち消していたことを思い出す。そして...