2013.08.01

入会なんて聞いてない ―― 父親たちの語るPTA

川端裕人×木村草太

社会 #PTA

保護者と先生の団体であるPTA(Parent-Teacher Association)。勝手に入会? 勝手に役員に? 10年近くPTAに関わる作家の川端氏と、憲法学者の木村氏がその問題点について語り合う、「父親たちの語るPTA」前編。(構成/山本菜々子)

人生最大のカルチャーショック

木村 川端さんの「PTA再活用論」はこの分野の代表的な本です。お子さんがきっかけでPTAに関わられたとのことですが、いまおいくつなんでしょうか。

川端 中学一年生と高校一年生ですので、上の子どもが小学校に入学してから、かれこれ10年近くPTAと関わっていますね。木村さんの朝日新聞の記事を拝見しましたが、法学の立場からPTAについて書く人がやっとあらわれたと、心の中で大きな拍手を送りました。木村さんも子どもがきっかけで、PTAについて考えるようになったのですか。

木村 私の子どもは今、保育園に通っています。実は、PTAに興味をもったきっかけは、保育園の保護者会なんです。今まで、保護者会に参加せずに会費だけを払っていたんですが、年長になった瞬間に「これまで役員をやっていない人の中から、役員をやってもらうことになっています」と言われました。

「これはおかしい」とおもい、調べてみたんです。保護者会というのはマイナーな組織なのでインターネットで検索してもほとんど出て来ませんでした。しかし、似たような組織のPTAについて調べてみると、「PTAに勝手に入れられた」「とても大変なおもいをしている」といった意見がたくさん出てきました。

そして、どうもこの問題を本格的に最初に検討したのが川端さんであるということがわかったんです。今回は、ぜひ経験豊富な川端さんにPTAのお話をいろいろ伺えればとおもっています。小学校入学以前は、保護者会などに関わっていましたか。

川端 息子も娘も保育園だったのですが、保護者会がなかったんです。だから、その時はPTAや保護者会といった組織について考えることはありませんでした。

話によると、何年か前までは全員加入の保護者会があったそうなんですが、役員のなり手がいなくて、たまたまその時の会長がすごく胆力のあるお母さんで、「なり手がいないなら保護者会を休止します」と総会で通したんですね。そのあとも、もちろん手がいる時もあるので、その時々でボランティアという形で参加を募っていました。

しかし、小学校に息子が入ったとたん、頭をガツンと殴られたようなカルチャーショックを受けました。給食費のために口座をつくったのですが、そこからいつの間にかPTA会費も落ちていたんです。第一回保護者会というのに行ってみると、全員が会員であることを前提に、なんらかの役をやらなければいけないことを知りました。しかも、驚いたことに、役員選出委員会という委員会があって、次の年の会長や副会長を選ぶために、1年かけて活動するっていうんですよ。

役員決めの時に、周りを見ていてもあんまりやる気のある感じではなかったので「毒を食らわば皿まで」といった感じで、その役員選出委員会を引き受けたんです。それが、ぼくのPTAに関わったきっかけですね。

木村 「あなたはPTAの会員です」と言われたのはどういう段階なんですか。

川端 それが、言われてないんです。

木村 保護者会に行ってみたら、会議をやると言われて、そこで自分がPTAに入っていたことをはじめて知ったと。

川端 入っているという説明もなかったですし、会費も知らない間に引き落とされました。保護者会の前に、「調査票」のようなものがくばられましたが、「入会しますか?」というものではなく、「どの委員会や係を希望しますか?」というものでした。さらにいうと、「当日出席しなかった方は、委任状を出したものと見なし、役をやっていただくことがあります」と書いてありました(笑)。

それまでぼくは○○の会といった名のつくものは、自分が入りたいから入るものだと信じていました。PTAだって、基本的には「日本野鳥の会」と変わらないわけです。自分の子どもの育ちと学びに寄り添いたい人達の会も、野鳥に興味がある人達がつくる会も、入退会については同じはずです。ある日、前触れもなく、あなたは「野鳥の会」の会員ですと言われたら、びっくりしますよね。でも、PTAではそれがまかり通っている。今まで自分の人生で培ってきた世界観を根本レベルで否定されたみたいな衝撃でした。

注:保育園の「保護者会」と、小学校の「保護者会」の機能は異なっています。保育園・幼稚園の「保護者会」はPTA的な「組織」で、保護者が会員となり役員の選抜なども行います。一方で、小学校の「保護者会」は学校によっては「学級懇談会」と呼ばれることもあり、学校が主催した保護者と教員の話し合いの「場」で、本来ならばPTAとは独立した会合です。

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入会なんて聞いてない

木村 PTAに勝手に自動加入させられるというお話でしたが、川端さんが関わられた学校ではどのように加入が行われているのでしょうか。

川端 本当に「いつの間にか」入れられているんです。というのも、入会希望を書面で出さなくても、PTAは名簿をもっているんです。学校の児童名簿を使っています。

それで、きょうだい関係も把握できますし、学校に何世帯の家族がいるのかわかりますよね。その世帯数を「PTA会員数」といってそのままカウントしているという感じですね。しかも、副校長先生が「あの家が転出した」「今度はここは転入した」と、PTAに教えてくれるんです。絶えず最新の世帯数を把握していました。

木村 学校が管理している児童名簿をPTAに流し、そのまま自動加入にしている場合が多いということですね。入会の説明もないまま、役員選出の作業に移ってしまうと。

川端 その通りです。最初から名簿があって、全員加入。自分にとって一番近い例なので言いますと、ぼくが住んでいる世田谷区の64校の区立小学校のPTAでは、すべてが全員加入を前提とした運営をしています。

2、3か所、入会意志確認の紙をくばるところを知っていますが、「入会する」に○をするところがあるだけで、「全員出して下さい」と書いてあるんです。それはちょっとおかしいですよね。

木村 それは変ですね(笑)。先日、某テレビ局の朝の情報番組で、文部科学省のPTAを管轄していた部門のOBの方が、はっきりと、「PTAは任意加入の団体です。」とおっしゃっていました。それにもかかわらず、全員加入ではないPTAというのはそれ自体珍しいものだということですね。

川端 ぼくが知っている限り、全員加入を前提にしていないPTAはとても珍しいですね。

岡山市の西小学校PTA、札幌市の札苗小学校PTAが、自由に入退会できると宣言して、この2、3年話題になりました。また、余談ですが、八王子のみなみの小学校のPTAは、会員名簿はつくらず、会長がだれかも決めずに、枠組みはつくるけれど、委員会を必ずしもやる必要はない、と規約前文に書いているんです。

木村 そんなに崇高な理念をうたった前文があるというのは、憲法みたいですね。

川端 そうですね。そこに取材しようと、学校の事務方である副校長に問い合わせてみたら「困ったなぁ」と言われました。「だれに話をしたらわからない。責任者がいないから」って(笑)。その後、小中一貫校になって、ウェブサイトも消えてしまったので、どうなっているのかはわからないんですけど、当時はその緩さがなんとも心強かったように思えました。

恐怖の役員決め

木村 入ったらいよいよ役員決めが行われると。それもかなり大変なようです。私の美容師さんから聞いた話なのですが、入学式の時に入り口を閉められて、役員が決まるまでここから出さないと言われてしまったということです。

川端 よくある話ですよね。役員決めというのはすごく過酷な作業なんです。

そもそも「役員決め」って外からみると本当に分かりにくいんですよ。年度のはじめに決めるのは、広報委員や学級委員や、もっと負担の軽い運動会係といった当日だけ働けばいいものです。

でも、それだけでは動けないので、ちゃんと執行部が必要なんですよ。いわゆる「本部役員」ですね。会長、副会長、書記、会計をさすことが多いです。

会の執行部を選ぶために「役員選出委員」というのがあり、年間を通して、どうやったら平等に選べるのかという議論からはじめて、できるだけ不満がでない方法を考える。そして、早くて2学期、遅くても3学期には、次年度の新執行部を選出するんです。ですから、4月の役員決めと、本部役員決めというのは別のルーティーンなんです。

どちらかというと、本部役員決めのほうがより過酷です。悪い意味ですごく民主的なんですよ。例えば、「互選会」というのをやって、「あなたがふさわしい」とか言い合うわけです。コンクラーベってやつですよね(笑)。まず、クラスから互選会に行く人を選ぶという会がまずあって、その段階からバトルが始まります。

木村 (笑)。

川端 そして、そこで勝ち残った人が、バチカンにいけるわけです(笑)。そこでは、各クラスから選ばれた人たちが集まって、「あなたがやるなら、私もやるわ」と平和に決まることもあれば、最後までギスギスしてしまう場合があります。

クラスから選ぶ段階で5、6時間に及ぶ場合もあるんです。みんななにも語らない。ぼくはそれを「無言地獄」と名づけています(笑)。あるいは、不必要な自己開示が行われる場合もあります。介護がどうしたとか、私は心の病ですとか。わざわざ診断書を自主的にもってくる人もいますし、「もってこい」と言われた人もいます。その空気に耐えられず役員を引き受けてしまう人もいるほどです。

会議が終わった瞬間廊下にへたり込む人や泣き出す人、やっと帰れると自転車に乗った瞬間にこけちゃう人とか、ぼくは目の前で見てきました。

木村 すごい疲労ということですね。

川端 緊張の糸がプツリと切れちゃうんでしょうね。しかも、いざ本部役員となったらすごく大変です。本にも書きましたが、ぼくが副会長になった時は、年間400時間PTA活動に費やすことになりました。これ、学校に行ったり他の場所で行われる会議に出たり、純粋に外での拘束時間です。

木村 400時間はかなりの負担ですよね。

川端 ぼくが極端に多いわけではありません。ぼくいままで取材や講演を通じて、200以上のPTAの方たちと会ってきましたが、「年間400時間拘束された」という話をしても、「そんなに多いの?」とびっくりした人は少なかったですね。

PTAってなんだろう

木村 過酷な役員決めがあり、役員になってしまったら多くの時間拘束されてしまうこともわかりました。そもそも、PTAってなにをしている団体なのでしょうか。

川端 PTAって戦後レジームの最たるものだとおもうんです。日本の親や教師が民主化されていないからとGHQがもってきたものです。

もともとの趣旨としては、先生と教員と保護者が協力し学びあうことで、教育に還元するというものです。ですので、親と教師が学びあう場、というのが、教科書的な回答です。

ですが、実際には時々思い出さないと普段は忘れているような理念になっています。現在は「保護者代表団体」になっているといっていいのかもしれません。行政が保護者に対してアクションを起こしたい時に、受け皿になるのがPTAなんです。

例えば、教育委員会が意見を求める、警察や消防が訓練や勉強会を行う時に参加をお願いする、自治体から家庭教育に対する学習会を請け負ってもらうなど、保護者の窓口としてPTAは機能しています。これが外からみたPTAの姿です。

木村 さらに、学校内業務もあると。

川端 そうですね。PTAの関心は時代ごとに変遷しています。戦後間もないころには子ども達の衛生や栄養の問題がすごく大事だったんです。PTAが働きかけ、学校給食が開始された地域も多いそうです。「PTAなくして、学校給食なし」ともいわれていたそうですよ。

でも、社会が豊かになってくると、学校給食はほとんどの地域で実現して、しっかり確立しました。そこで目が向けられたのが「環境浄化」というジャンルです。

木村 「環境浄化」ですか、すごい名前ですね(笑)。

川端 例えば、エロ本自販機があればそれを撤去したいとか、競艇場や競輪場ができるのを阻止したいとか。とにかく教育環境をよくしたい、と。その系譜が、日P(日本PTA全国協議会)が続けていた「子どもに見せたくない番組・見せたい番組」です。「見せたくない番組」に「クレヨンしんちゃん」などの番組が挙がり、話題になりました。今年はなくなったんですが、去年まで文部科学省からの委託事業として行っていました。

そして、2000年代になってまず池田小の事件、さらに小学生の連続連れ去り事件が起きたり、学内外の不安が出てきました。そこからパトロールに取り組むPTAが増え、結果、不審者情報が多くなる逆説的な現象も起きました。不安が不信を呼び、それによって怪しげな人が逐一報告されてさらに不安が増幅されるループですね。近くの養護学校のPTAが「うちの子達は一見不審な行動をするかもしれませんが、みなさんのお子さんと同じく、守られるべき存在です」とアピール文を出さなきゃいけないくらいの盛り上がりをみせました。

そして、2011年以降からは防災についての意識が非常に高まったと。いざ、地震や津波が来た時に、PTAになにができるのか。その時々の関心によって変わってきます。

木村 日Pというのはどういう団体なんですか。

川端 連合組織の頂点、ですね。本家アメリカのPTAとはまったく性質が違うので要注意です。アメリカのPTAはまず全国組織があって、賛同する人たちが全国組織に加入します。ある学校ではPTAに入っている保護者が多い場合もあれば、ある学校ではほとんどいないということもあります。そういうところでも、Parentと、Teacherの関係はあるので、そういう会は「PTO」と呼ばれたりします。OはOrganizationの略です。PTAはある特定の団体名なので、そう名乗れないんですね。

で、日本のPTAは、むしろ「PTO」的に、個々の学校で組織される「単位PTA」が基本なんですね。それぞれが自立して独立した団体です。そういった個々のPTAが集まり、区や市と交渉しようとなってできたのが市区町村の「PTA連合会」ですとか「PTA協議会」。さらに、都道府県単位のPTA連合会ができて、全国組織もつくろうということになって「日本PTA全国協議会」、通称「日P」ができました。日本のPTA会員は、まず自分の子の学校のPTAに属するわけですが、そうすると、そのまま自動的に日Pまでのヒエラルキーに取り込まれることになるわけです。

木村 アメリカの場合は、個人の意思で参加しているということですね。日本の場合には「単位PTA」という集まりで作っているんですか。

川端 一保護者が属するのは、まずは「単位PTA」ですね。個々の学校で結成されたPTAという意味です。でも、連合組織の会員がだれなのかは、結構、曖昧です。世田谷区の「小学校PTA連絡協議会」は世田谷区の小学校PTAに参加している会員をそのまま会員として扱っています。どこかのPTAに入ったら、必然的に区のPTAにも入ると。世帯会員という考えで世帯ごとに80円の会費が、単位PTAに払った会費から納められます。

出口はどこだ

木村 これまで、入口と中身を伺ってきたので、出口について伺えればとおもいます。子どもが卒業すればPTAから退会できるわけですが、自動加入で入れられてしまったけれど活動に参加したくないとおもった人は、途中から退会できる制度になっているのでしょうか。

川端 基本的にはなっていないです。「想定されていない」というのが正確なところだとおもいます。

ぼくも、当初はPTAを改革しようとおもって奮闘してきましたが、結局変えることができなかったので、最終的には退会を選ぶことになりました。でもPTA規約には退会についての条項もありませんし、ひと悶着ありました。当時の本部役員は、前例がないので大変なようでしたね。

例えば、卒業式や運動会に記念品をくばるのですが、それがPTA会費から出ていたんです。会員でないぼくの子どもに記念品を渡すのかという問題が出て来ます。結果的には実費で払うことで解決しました。

木村 PTAが主催となって授業内で人形劇の観劇などをする場合、子どもたちを分けることはできませんよね。この場合どうするのか、といったことでもめているという話も聞いたことがあります。ですが、PTAというのは本来児童・生徒全体とための団体ですから、非会員の子どもだからといって排除するのはおかしいですよね。

川端 児童・生徒は、会員でも非会員でもないですからね。たいていのPTAの主旨は子どもたち全員のためにやる。それに賛同した人が入っていることになっていますし。

木村 そうですよね。ですから、非会員に配慮するという話になるのは、PTAの標準的な規約に照らしておかしいです。また、会員限定でサービスをする団体だったら学校に施設をつくる必要がありません。

学校は公共施設ですから、その施設を利用するには、すべての人に平等に機会が確保されているか、あるいは、公共の利益のために活動する団体であるか、いずれかの条件を満たしている必要があるはずです。PTAの場合は、後者であって、子ども達全員のために活動する団体だから、特権を得て施設を借りているということを自覚する必要があるとおもいます。

川端 ぼくの退会ライフは平和なんですが、非常に酷い目に合う人もいるらしいです。一番悲惨なことになりがちなのは、校長も含め引きとめにかかる場合です。「子どもに差別があっても守れない」と言われてしまったという体験談を複数聞いたことがあります。

ぼくは校長がセーフティーネットにならないと酷いことが起こるとおもっていて、先日、校長先生に向けて電子書籍を出しました。(http://bccks.jp/bcck/114992/info

2011年から2年間、校長先生向けの雑誌に連載していた「校長先生のためのPTA入門」をまとめまたんです。校長先生がPTAについての知識や良識を持っていないと、学校社会において、だれも味方がいなくなってしまう可能性が高いので。

木村 私も「集団登校からはずしますよ」と言われたという話を聞いたことがあります。

川端 PTAが集団登校を請け負っていることがありますからね。PTAの中に地域班とか地区班といったものがつくられ、そこで集団登校をやったり。そこからはずされると言われると、かなり怖いと感じる人もいますよね。

●後編「大きな慣性に逆らって――父親たちの語るPTA(後編)

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「大きな慣性に逆らって」

川端裕人×木村草太「入会なんて聞いてない――父親たちの語るPTA」(前編)

川端裕人×木村草太「大きな慣性に逆らって――父親たちの語るPTA」(後編)

荻上チキ「読書、時々、映画日記」

片岡剛士「経済ニュースの基礎知識TOP5」

木下斉「まちづくりと経営の15年」

駒崎弘樹「時にはひっそりと社会を変えて行く――進化するロビイング(番外編)」

プロフィール

木村草太憲法学者

1980年生まれ。東京大学法学部卒。同助手を経て、現在、首都大学東京教授。助手論文を基に『平等なき平等条項論』(東京大学出版会)を上梓。法科大学院での講義をまとめた『憲法の急所』(羽鳥書店)は「東大生協で最も売れている本」と話題に。近刊に『キヨミズ准教授の法学入門』(星海社新書)『憲法の創造力』(NHK出版新書)がある。

この執筆者の記事

川端裕人作家

1964年、兵庫県明石市生まれ。千葉県千葉市育ち。少年たちの川をめぐる物語『川の名前』(ハヤカワ文庫JA)、天気を「よむ」不思議な能力をもつ一族をめぐる気象小説『雲の王』(集英社)など、小説作品は多数。『銀河のワールドカップ』(集英社文庫)はNHKでアニメ化され、「銀河へキックオフ」として放送された。2008年、ノンフィクションとして『PTA再活用論──悩ましき現実を超えて』(中公新書クラレ)を上梓し、PTAについての問題提起を続けている。無料の電子書籍『PTA会長と校長先生ってどっちがエラいの?──校長先生のためのPTA入門』を公開中。紙の書籍の最新作は、「リョウ&ナオ」(光村図書出版・2013年9月)。

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