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昨年(2023年)の出生率は既往最低の1.20となった(厚生労働省「令和5年人口動態統計月報年計(概数)の概況」による速報値)。低下はこれで8年連続となる。これをうけて...
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現在、政府は、「証拠に基づく政策立案」として、EBPM(Evidence Based Policy Making)を推進しており、正しい情報やエビデンスに基づいた政策の...
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はじめに――現代から歴史へ 現代世界の誰もに共通する問題といえば、やはり地球温暖化でしょうか。その対処は人類の直面する重大な課題となっています。すでによくご存じ...
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出生率のデータが公表されると、東京都はいつも最下位となる。にもかかわらず、若者は東京に集まる。出生率の高い地域から低い地域に人が動けば、日本全体として出生数が減り人口減...
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出生率に関するデータが公表されると、きまって東京の出生率が低いことが話題となり、「子育て支援策の充実を」「子供を産み育てやすい街づくりを」という趣旨のコメントが新聞やテ...
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私たちは一定の年齢に達すれば選挙権が与えられる。しかし、政治的に無知な人々があまりに多く投票するために民主主義の危機が起こっている。そこで次の選挙からは政治的知識につい...
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シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行っています。今回は「風土論×環境倫理学」として、犬塚悠さんと対話を行います。犬塚さんは...
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つい最近まで、社会保障の議論では「2025年問題」ということが現実の問題として頻繁にとりあげられた。これは「団塊の世代が75歳に到達する2022年から2025年にかけて...
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「異次元の少子化対策」は、まさに異次元の政策である。年間で3.6兆円(概数)もの予算が新たに追加されるにもかかわらず、この対策によって出生率がどの程度上がるのかがわから...
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融合するメディア経験 メディアは、あなた自身の暮らしに欠かせないものでしょうか? 「メディアって、テレビや新聞のこと?」とイメージした人は「最近はテレビも見ないし...
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2023年末に刊行された金光秀和『技術の倫理への問い』は、技術倫理学と技術哲学の中身とその違いを知る上で非常に有益な本である。さらにはこの本の論述を通じて、技術(者)倫...
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はじめに――都市論とは何か? 都市論とは何か?――それが扱う中身とともに、そこに含まれるニュアンスを初学者に簡潔に伝えるのは、やや難しいところです。が、とりあえ...