多様な生き方を尊重しよう ――「東京レインボープライド2012」開催直前インタビュー

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地方で活性化する支援活動

 

―― 様々な社会起業などが注目されてもいますが、セクシュアルマイノリティを支援するNPO団体は、どのような動きをみせていますか。

 

大塚 地方都市の成功モデルをあげると、たとえば、NPO団体「レインボープライド愛媛」では、LGBTの映画祭を成功させ、継続しようとしています。メンバーシップも100名近くいます。

 

先ほどの、ディズニーランド婚の話題をつくった東小雪さんは、「ピアフレンズfor girls」で若いレズビアンのためのイベントを企画したり、故郷の金沢で「レインボー金沢」を立ち上げて、交流会を開くなど、地域に密着した活動を行っています。

 

大都市以外にも、地方からの動きが出てきているというのは注目すべきところです。地域ごとの支援団体が着実に増えていき、それらがつながっていければいいですね。

 

 

―― 今年の1月に、早稲田大学のサークル「Re:Bit(りびっと)」がLGBT成人式を行い話題になりました。今後の学生の活動にも期待したいですね。

 

 そうですね。個人的には、慶應SFCのベンチャースピリットに、早稲田のジャーナリスティックなテイストが加われば面白い(笑)。LGBTの人々が住みやすい社会は、多くの人がそれぞれの可能性や幸福を追及できる社会でもあります。そんな想いを、一緒に世の中に広めていける仲間が、これからどんどん増えていくことを願っています。だからこそ、パレードが、そのための交流の場になれば、とても嬉しいと思います。

 

 

マスコットキャラクターの「TOBE(トビー)」(日本の固有種であるムササビ)。森の中を滑空するイメージに、LGBTが差別や偏見を乗り越え、伸びやかに飛躍していくイメージを重ねている。名前は「飛(とび)」と「to be」=「あるべき姿」の掛け言葉。LGBTが自身の「あるべき姿」を表現し、それが自然に受容される社会を実現したいとの思いが込められている。

マスコットキャラクターの「TOBE(トビー)」(日本の固有種であるムササビ)。森の中を滑空するイメージに、LGBTが差別や偏見を乗り越え、伸びやかに飛躍していくイメージを重ねている。名前は「飛(とび)」と「to be」=「あるべき姿」の掛け言葉。LGBTが自身の「あるべき姿」を表現し、それが自然に受容される社会を実現したいとの思いが込められている。

 

 

 

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シノドス国際社会動向研究所

vol.267 

・堅田香緒里「ベーシック・インカムとジェンダー」
・有馬斉「安楽死と尊厳死」

・山本章子「誤解だらけの日米地位協定」
・桜井啓太「こうすれば日本の貧困対策はよくなる――貧困を測定して公表する」
・福原正人「ウォルツァー政治理論の全体像――価値多元論を手がかりとして」
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