池袋出会いカフェ女子大生殺人事件 裁判傍聴記録

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裁判員による質問

 

―― 今まで自殺を考えたことはあるか?

 

「宗教の影響で、生死について考えたことがある。」

 

―― 自首は考えなかったのか?

 

「逃げれるとこまで逃げて死のうと思ってた。」

 

―― 自殺しようと思ったのはいつ? 床屋で人相変えようとしたりしましたね?

 

「池袋の自宅で。床屋の後、本を買ってホテルにチェックインしたとき。」

 

―― 被害者の死を確認後、1時間何をしてた?

 

「Aさんの所持品をみたり。」

 

―― 指紋を隠ぺいするために使った時間は?

 

「20分くらい。」

 

―― 顔写真もカフェにあるし、タトゥーを消しても身元はわかるのでは?

 

「我に返ってから無意味だと思った。」

 

―― 11:45にビデオ店を出て、2時に床屋、その間は何をしてた?

 

「みなとみらい駅から山下公園の方に向かって歩いていた。」

 

―― 何を考えていた?

 

「その日は日曜日で、カップルや家族連れをみて、自殺や刑務所のことを考えていた。」

 

―― Iさんに連絡するまでに、携帯以外から連絡したことは?

 

「ない。」

 

―― 彼女や母親に怪我をさせてしまったことは?

 

「母にはあった。」

 

 

●裁判官による質問

 

―― 「キラリ」以外で出会いカフェに行ったことは?

 

「ない。」

 

―― 口論になって首を絞めたのは、黙らせようと思ったと言ったけど、どうして馬乗りになった?

 

「自分を抑えられなくなり感情的になったから。」

 

―― ホテルに行くまでは大金を払ってたけど、急に態度が変わったのは、お金を取り返したいと思ったから?

 

「はい。急変した彼女にショックも受けたから。」

 

―― 携帯をなぜIさんに渡した?

 

「友人にお金を返そうと思ったので、連絡とれなかったので、電話がかかってくると思って。Iさんが説明してくれると言ったので。」

 

―― 被害者は「私のために動いてくれる男がいる」と言っていたそうだが、男たちの属性は?

 

「属性は言ってなかった。」

 

―― あなたの危惧は、殺害してもなくならないと思わなかった?

 

「思わなかった。」

 

―― 殺す段階でタトゥーは見えていたのか?

 

「ジーパンを下げた。」

 

―― パンティは?

 

「下に下げた。」

 

―― それは陰毛を焼くとき?

 

「はい。」

 

―― ライターで炙るのが一番いいと思った?

 

「そのとき混乱していたので。」

 

―― 今考えると全然有効にならないでしょ? 身元判明を防ぐ気持ちしかなかったのか?

 

「身元判明を遅らせたい、そういうのもあった。」

 

―― 所持品を分けて、横浜のゴミ箱、ホテル、自宅に分けた基準は?

 

「ない。」

 

―― 母親の宗教の教義は?

 

「人を思いやり、助けたりすること。宗教の人以外は、世界が滅ぶと生き残れない。」

 

―― その宗教でスポーツがだめな理由は?

 

「サッカーは人と戦うものだから。」

 

●証人尋問(被害者の姉)

 

―― 夢に向かって努力していたことは?

 

「行きつけの美容師と仲良くして古着をもらったり、自分なりにアレンジしたり、ファッション誌をまとめたり。」

 

―― 被害者のお母さんは夜眠れている?

 

「リビングで娘の帰りを待っている状態。」

 

―― お父さんは?

 

「仕事に行っていない。事件後2~3週間後、葬式の後、「自分のせいだ」と落ち込んでいる。食事もとれない。人に会えない。部屋に閉じこもっている。「自分が情けない」と、家族の話をしたがらない。だから参考人にも来れなかった。」

 

―― 被害者の妹と対面したときは?

 

「顔もパンパンにむくんでいて、顔も変わっていて、見た目はいつもの妹ではなかった。口も開いていた。」

 

―― いなくなってどうですか?

 

「当たり前の光景がなくなった。」

 

―― 将来約束していたことは?

 

「結婚して子ども産んだら遊ばせようと言っていた。」

 

―― 被告の処罰については?

 

「法律について勉強したが、無期、死刑は難しいらしい。長くて30年。できるだけ30年近く刑務所に入れてほしい。」

 

●被害者の母親の証言

 

「インターネットで娘のことが中傷されているようだが、出会いカフェだからといって、殺されてもいいなんて思わないでほしい。」【次ページにつづく】

 

 

 

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シノドス国際社会動向研究所

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