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本稿は、苅谷剛彦・オックスフォード大学教授の呼びかけで集まった研究グループ(50音順に相澤真一・上智大学准教授、氏岡真弓・朝日新聞編集委員、岡本尚也・Glocal Aca...
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中学生の頃、期末テストの前になるとなぜか小説が読みたくなるということがあった。その理由は今も不明だが、目の前の困難に直面して現実逃避をしていたのかもしれない。いま盛り上が...
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休校で失われた学生生活を取り戻したい。そのような高校生の思いから始まった「9月入学」の議論が、大きな広がりを見せている。4月29日には全国知事会でもこの問題がとりあげられ...
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香川県がゲーム時間の規制条例を打ち出して以来、ネットではさまざまの論評が行われている。この条例の背景にあるのは親が心配するゲームの悪影響であり、具体的にはゲーム依存症と...
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「先生との約束を守れなくて、ごめんなさい」それが、私の顔を見てFが口にした最初の言葉だった。第一希望だった都立高校の入試結果が不合格だとわかった時、彼女が選んだのは2次募...
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はじめに皆さんは、「国際バカロレア(IB)(注1)」という大学入学資格および教育プログラムをご存知だろうか。筆者の勤務校の講義で尋ねると、手をあげるのはつねに2、3人であ...
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1.「ブラック校則」の社会問題化2018年、日本の教育界で「ブラック校則」を追放しようという機運が高まりました。「ブラック校則」とは「一般社会から見れば明らかにおかしい校...
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こんにちは、畠山です。今回は国際教育協力と日本について話をしようと思います。国際教育協力分野の論文も掲載してくれる学術誌にはいくつか媒体がありますが、Internati...
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「教育で始末をつける」ことへの違和感生徒が、学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができ...
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不登校の現状とインターネット(SNS)、ゲーム不登校児童生徒数は平成25年度以降、年々増加傾向が見られます。平成29年度にはその数が14万4301人と、平成28年度から1...
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0.はじめに こんにちは、畠山です。この世の中には、学校で勉強することなんて意味がないと主張する人たちと、いやいや学校で学ぶことには意味があると主張する人たちがい...
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私と不登校児童生徒とのかかわり私が初めて不登校の支援を始めたのが不登校の男の子A君でした。A君は当時アスペルガー症候群と診断されており、小学校1年生の夏休み後から登校せず...