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はじめに 2020年、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、各国政府が入国制限やロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。世界保健機構(WHO)は「パンデミック」を宣言し、各国で...
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はじめに「人間の安全保障」(human security)という概念が公の場に登場してから四半世紀が経過した。「人間の安全保障」とは、国境を越える多様な脅威から人間一人ひ...
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1.「ハイブリッド戦争」の時代(1)クリミア半島併合作戦2014年のウクライナ危機以降、世界は「ハイブリッド戦争」の時代に突入した。2013年秋から2014年3月にかけて...
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はじめにシベリア抑留の生還者を祖父に持つ筆者は、幼少期より、ソ連・ロシアに関する話を聞く機会に多く恵まれた。そのような縁から、ロシア外交・安全保障政策の研究に携わるように...
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日本銀行が市場に供給している資金には「色のついたおカネ」と「色のついていないおカネ」がある。もちろんこれは比喩であるが、2013年以降、日銀が採用してきた金融政策の枠組み...
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ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気を、どのくらいの人が知っているだろうか。難病中の難病と言われたりする。日本で約10000人(平成27年9430人)罹患しているが原因...
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日本には経済的な格差はあっても、文化的な格差はあまり意識されることがない。たとえばクラシック音楽を好きな人が、JPOPも好きでカラオケをしていたり、あるいは古典文学を愛好...
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はじめに安倍政権が外交・安全保障分野で残した実績のひとつに、2015年の平和安全法制があることは疑いない。それ自体の是非をどう評価するかとは別に、集団的自衛権の行使を限定...
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⽩⾎病などの⾎液のがんでは、骨髄移植をすることがある。骨髄移植では、患者とドナーの造⾎幹細胞(骨髄の中にある⾎液をつくるもととなる細胞)を置き換えて完治を⽬指す。この治療...
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那須耕介さんがナッジやリバタリアン・パターナリズムをめぐって語り合う対話連載、今回は名古屋大学の田村哲樹さんがご登場です。政治学者として、ずーっと「熟議」を研究してきた田...
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シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行っていきます。第一回目は「環境美学×環境倫理学」として、若手の環境美学の研究者である青田...
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ポストコロナにこそ女性リーダーが求められる もう元には戻れない――。コロナ禍を受けて、働く側も、企業も、そして自治体や自治体も模索が続く。過去の延長線上に、新たな社会...