-
『ケアの社会学』の評判と違和感 上野さんはフェミニストとして、もっとも有名な人だろう。著作を出すごとに論壇、文壇をにぎわしているし、テレビにもしばしば出演する。あ...
-
(*本稿では、現在「差別用語」とされている表現を、資料・記録の記述に即し、変更をせずに使用しています) 瞼を閉じて、右手をもらったばかりの名刺の上にかざす。 「堀利...
-
東日本大震災以降、数多くのNPOやボランティア団体が、様々なかたちで支援を行ってきた。参考書宅救便は、東京の学生が始めた復興支援団体だ。思いばかりが先行しがちな学生ボラ...
-
なぜ中国は「ヨーロッパ化」しなかったのか 飯田 與那覇さんの新著『中国化する日本』は各方面で話題騒然となっていますね。ご自身で注意書きを加えられていますが、「中国...
-
周知のとおり、米連邦準備理事会(FRB)は9月13日の連邦公開市場委員会(FOMC)にて量的緩和第三弾(QE3)を決定した。以下では今回の政策決定の内容と特徴を中心に...
-
21世紀、それはいうまでもなく「生命」の世紀です。臓器移植、遺伝子医療、脳科学からES細胞・iPS細胞といった言葉はいまや新聞で目にすることも多くなり、私たちにとっても...
-
いま、日本各地のNPOや各種有志団体のなかには、この閉塞的な世相の闇に喰われまいと揺らめく蝋燭のように、小さな明かりを灯し続ける人たちがいる。「使命感と疲労感」、「張り...
-
LGBTと呼ばれる性的マイノリティの自殺といじめ防止のためのWebサイト「ハートをつなごう学校」が10日、「世界自殺予防デー」(10~16日:内閣府「自殺予防週間」)に...
-
飯田 「復興アリーナ」ローンチシンポジウム第二部では、第一産業の復興と東北の課題について考えていきたいと思います。 重被災地である岩手、宮城、福島の三県は、他県に...
-
2012年夏、私たちは、新しい民主主義のあり方を模索する大事な時を過ごしていた。私たちは、「原発依存度の提言のシナリオを具現化する国民的議論」を展開したことになってい...
-
8月が終わった。この夏心配された電力不足問題については、少なくともこれまでのところ、懸念されたような深刻なトラブルは発生していない。今もまだ残暑は厳しいので安心はできない...
-
民主党の「大学改革ワーキングチーム」で大学や短大などの修了者を同学年人口の95%にまで増やす計画を含んだ、高等教育の量的拡大を柱とした大学改革の報告書がまとめられ、この計...