αSYNODOS
α シノドス

「αシノドス」は毎月1回、15日にシノドスが配信する電子マガジンです。「ものごとを根本的に考えるため」の知識と教養をお届けします。

バックナンバー

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305

2022.11.15

国葬は、国民統合の象徴として悪手なのか?──リベラル・ナショナリストの迷い

川瀬貴之

障害者の自己決定権を保障する憲法的意味

杉山有沙

日本民主主義私観

伊東祐吏

「自由緑の党」という挑戦──時代にフィットするリベラル感覚をさぐるスイスの政党

穂鷹知美

今月の一冊 エマニュエル・トッド『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』(上・下)

橋本努

304

2022.10.15

「若者の低投票率をどうする」から、法規範・法制度をつくる力を育てる教育へ──主権者教育の陥穽を法教育から見る

渡邊弘

プライバシーの論じ方――「放っておいてもらう権利」の登場背景とその受容の苦難

松尾陽

リベラリズムと出生前検査制度――個人・専門家集団・公権力の関係から考える

野崎亜紀子

「授業がないのは日常茶飯事」――ドイツ・スイス・オーストリアにおける教師不足の背景と対策

穂鷹知美

地図と物語の分析がおりなす広大な織物を読む――大石裕『国家・メディア・コミュニティ』

志田陽子

303

2022.09.15

アートとエコロジーの新たな関係、新たな地平 

山本浩貴

なぜ日本のメディアはリベラルの魅力を伝えられないのか

石川智也

「文化戦争」に陥らない多文化主義は可能か——修復的アプローチをめぐる試論

南川文里

エネルギー資源についてグローバルな正義から考える 

上原賢司

今月の一冊――『平成史講義』吉見俊哉編

芹沢一也

302

2022.08.15

ハーバーマス討議理論の限界を超えて――国家の討議理論的構想の覚書

宮田賢人

「『○○に寄り添う』と語ること」に隠された権力性

名嶋義直

個人の不自由・男性差別・圧政の放縦化――正義論から見たウクライナ出国禁止令の問題(2・完)

森悠一郎

インドの「愛」と「性」をめぐるポリティクス

菅野美佐子

今月の一冊 ショシャナ・ズボフ『監視資本主義』

橋本努

301

2022.07.15

個人の不自由・男性差別・圧政の放縦化――正義論から見たウクライナ出国禁止令の問題(前半)

森悠一郎

困難な状況にある家庭は指導では変わらない――訪問型支援バディチームの挑戦

岡田妙子

思いつきや俗説でなく、データに基づいた教育格差の議論を――『教育格差の診断書 データからわかる実態と処方箋』

川口俊明

資本主義と自由(3)環境問題の合理的楽観論

柿埜真吾

今月の1冊――『ルース・ベイダー・ギンズバーグ アメリカを変えた女性』(晶文社、2022年)

志田陽子

300

2022.06.15

「歴史修正主義」を考える

武井彩佳

堀田善衞が描く乱世――ウクライナ危機の中で読み直す

水溜真由美

「AV新法」と「AV人権倫理機構」の試み――強要被害の防止と《自己決定》確保の道

志田陽子

資本主義と自由(2)コロナ禍から民主主義を救った市場経済

柿埜真吾

今月の1冊――小峯茂嗣『ぼくはロヒンギャ難民。』

芹沢一也

299

2022.05.15

プルードンと会社のコモン化

金山準

資本主義と自由(1)大きな政府が招く自由の危機

柿埜真吾

表現の自由と、表現の場をめぐる自由の現在と未来

荻野幸太郎

湾岸戦争後の国際貢献の一形態――小沢一郎の人的貢献論を中心に

加藤博章

今月の一冊――『アセンブリ』(アントニオ・ネグリ=マイケル・ハート)

橋本努

298

2022.04.14

政治的リベラリズムから婚姻制度を考える

田中将人

「脱成長コミュニズム」の正体――日経もマルクスをもてはやす時代?

柿埜真吾

アートとエコロジー——芸術の生態学、生態の芸術論

山本浩貴

暮らしを支えるチーム――訪問看護の中に居る、作業療法士の日常

河本のぞみ

今月の1冊――斉加尚代・毎日新聞映像取材班『教育と愛国――誰が教室を窒息させるのか』+映画『教育と愛国』(2022年公開)

志田陽子

297

2022.03.15

〈くじ引き民主主義〉の可能性――「偶然」を人智によって引き起こし、民主主義にイノヴェーションを起こせ!

吉田徹

人類は存続するべきか、それとも絶滅するべき──ヨナスと反出生主義

戸谷洋志

スイスのなかのチベット――「模範的な移民」とウェルネス化する仏教

穂鷹知美

T. ポッゲの世界正義論とD. ミラーの国際正義論(3・完)

浅野幸治

今月の1冊――齋藤純一、田中将人『ジョン・ロールズ』+重田園江『社会契約論』

芹沢一也

296

2022.02.16

「戦後民主主義」とは何だったのか――ヒューマニズムの再生を目指して

山本昭宏

ジェンダーの問題を変革するための「仲間」としての教師

寺町晋哉

ウィキペディア――デジタル時代の新しい知の形をさぐる20年のあゆみと現在

穂鷹知美

T.ポッゲの世界正義論とD.ミラーの国際正義論(2)

浅野幸治

今月の1冊――『ひきこもりの真実』林恭子

芹沢一也

295

2022.01.15

各国の「論理」の成り立ちを小論文から探る――『「論理的思考」の社会的構築』を読む

渡邉雅子

顔を覆うイスラム教徒の服装について――スイスの国民投票を例に

穂鷹知美

パレスチナ人の現在地――分断と団結のあいだ

山本健介

T. ポッゲの世界正義論とD. ミラーの国際正義論(1)

浅野幸治

今月の1冊――『リベラルとは何か』田中拓道+『リベラリズムとは何か』マイケル・フリーデン

芹沢一也

294

2021.12.15

現代アートは「美術」ではない――現代アートをめぐる文化戦争

小崎哲哉×志田陽子

専門家の役割と政治との関係――コロナ危機下のドイツで問われたもの

穂鷹知美

クラブ活動への全員参加はなぜ求められたのか――学校の「非人間性」と「人間化」からの考察

加藤一晃

J.ロールズの国際援助論の批判的検討(3・完)

浅野幸治

今月の1冊――『ジョブ型雇用社会とは何か』濱口桂一郎

芹沢一也