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〈贅沢貧乏〉は、実際の住居を一定期間借りきって稽古も上演もその住居で行う家プロジェクト(uchi-project)という演劇企画が特徴的な劇団です。2014年より一軒家編...
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都市の劇場で、劇団所属の俳優により演じられてきた近代の舞台芸術。言葉や文化の壁に阻まれ、従来移動性が低いと考えられてきた。しかし、国際化する現代。舞台芸術の現場でも移動性...
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今年で14回目を迎える現代美術の祭典「ドクメンタ」。5年に一度、ドイツの地方都市カッセルでは初夏から秋の開催期間にかけて街全体が「100日間の美術館」と化すのだが、今回は...
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核兵器をめぐる議論が改めて熱を帯びている。2017年7月7日に国際連合で核兵器禁止条約が採択された。しかし、国際社会の足並みは揃っていない。一方、北朝鮮をめぐる情勢は緊迫...
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45歳で映画監督デビューし、「マニラ・デイドリーム」で第58回ロカルノ国際映画祭ヴィデオ・コンペ部門金豹賞を受賞、「第3黄金期」と呼ばれる現在のフィリピン映画シーンを牽引...
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テクノロジーは人類の夢を叶えてくれる。その期待をもっとも実感させてくれるものは、多分、宇宙開発だ。宇宙への憧れは常に私たちの心を掴み、テクノロジーの進歩を動機づけてきた。...
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テクノロジーとは何か。それは私たちにとって何を意味し、私たちをどこに連れていくのか。私たちはテクノロジーをどのように扱い、それによってどんな未来を描き出していくのだろうか...
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2017年6月10日より全国の劇場で公開がはじまる映画『きらめく拍手の音』。イギル・ボラ監督のデビュー作となるこの作品は、耳が聴こえない両親をもつ彼女自身の視点から家族を...
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ある文芸誌への投稿作品の下読みで、東日本大震災の経験者の作品に出合った文芸評論家の藤田直哉氏。技術的には洗練されていないし、高度でもないが、そこには「リアル」の手触りとし...
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類似するモチーフが反復する画風が特徴的なN・S・ハルシャ。インド南部マイスールを拠点に活動する彼の初の大規模な個展『N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅』が東京の森美術館...
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去る1月、第61回岸田國士戯曲賞(白水社主催)の候補作8作品が発表されました。昨年に引き続き、演劇研究・批評の山崎健太さんと、劇評家の落雅季子さんによる対談をお届けします...
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民衆の実用品として、名もなき工人たちにより作られた日用品の中に「美」を見出した柳宗悦。その「民藝」という美に感銘を受けた作家たちの作品展『柳宗悦と民藝運動の作家たち』が3...