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平田オリザ氏は、青年団を率いる劇作家・演出家であると同時に、こまばアゴラ劇場のオーナーでもある。こまばアゴラ劇場はたった60席の小さな劇場である。しかし関東の小劇場ファン...
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写真家・齋藤陽道氏は2014年11月から1年間かけて、京都、広島、福島、高知の4つ(※)のアール・ブリュット美術館を巡った。 「そこにまつわる施設、ひと、食事、空気...
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この秋、「心中天の網島」が上演された。歌舞伎座でも文楽劇場でもなく、小劇場である。小劇場で見る近松心中ものは、テンガロンハットをかぶってジーパンのベルトに脇差しを差した...
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今年、2015年はいろいろな区切りの年と言えます。阪神淡路大震災・サリン事件から20年、日航機ジャンボ墜落事故から30年、日韓基本条約から50年、そしてこの夏に迎える、...
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「戯曲は作品である」とは、京都・ARTZONEで去る7月5日まで開催された展覧会のタイトルである。展示アーティストの岸井大輔は劇作家。通常、私たちが「演劇を見る」という...
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戦後70年の節目となる今夏、太平洋戦争の終結を控えた当時の閣僚たちを描いた、『日本のいちばん長い日』が公開される。鈴木内閣はいかに戦争を終わらせようとしたのか。終戦のおけ...
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作家としての飛躍を目指した東野圭吾、最大の勝負作。 史上最悪の原発テロに迫るクライシス・サスペンス超大作を堤幸彦監督が完全映画化。 爆薬を積んだ超巨大ヘリが原発に墜落...
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早稲田大学文化構想学部の人気授業「翻訳文化論」。そこで劇団野の上を主宰する山田百次さんのひとり芝居が上演されました。山田さんは津軽の方言を用いて演劇を作る劇作家。「方言...
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第二次世界大戦(大祖国戦争)は、ロシア国内のあらゆる政治的ライバルたちを和解させる歴史的大事件であり続けているが、それでも、この戦争に関する考え方は変化してきた。そして...
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日本に文化政策はあるのか。そういう疑問をお持ちの方も多いと思う。文化は大切であるという一般論には多くの方が賛同されるだろうが、実際の範囲や価値となると人によって考え方に...
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「白鳥の湖」の白鳥オデットと黒鳥オディール、「カルメン組曲」のカルメンの役などで知られる伝説のバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤ氏が2日、ドイツの病院で心臓発作により死去...
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「芸術に触れる○○」という言葉があります。○○には季節が入る、と言われれば、恐らく「秋」が一番しっくりくるでしょう。 しかしながら、本、音楽、映画、絵画、演劇などの...