-
小学生が自分の考えを発信すると「生意気だ」とか「わがままだ」と言われることは、いつの時代にもよくあることです。一方で、もっと子どもの意見に耳を傾けなければならない、と言...
-
地毛証明書、細かな服装規定、理由が定かでない規制……理不尽で人権侵害にあたる校則の存在が問題視され、改善の試みも少しずつ紹介されつつある。一方で、そうした校則の現状が根...
-
1.教育改革のトップランナー 筆者も何度か指摘してきたように、日本の教育行政はデータを活用することが「下手」である。学力調査を例に取ると、調査を行っている自治体こ...
-
教育格差は社会の大きな関心事だが、実態やデータを踏まえていない議論や是正案も多い。教育格差の典型例である学力格差の実態についても、全国学力テストをはじめ様々な調査が行わ...
-
教育現場の厳しい状況や教師たちの疲弊が報道されるようになって久しい。また昨今、教師のなり手不足も懸念されている。こうした現状の原因として指摘されるのが、教師の給与に関し...
-
2021年3月26日、文部科学省が教員の仕事の魅力を現場から発信してほしいと呼びかけて始まった「#教師のバトン」プロジェクト。その当初から「現場の疲弊しきった姿が文科省...
-
全国学力テストの現在 文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査(以下、全国学力テスト)は、2007年以降、さまざまな批判を受けつつも今日まで維持されてきました(...
-
部活動研究の第一人者として研究・情報発信の両面で活躍する、内田良氏の編著『部活動の社会学――学校の文化・教師の働き方』(岩波書店)が刊行された。 部活動の過熱や生...
-
コロナウィルス危機による学校の長期休校が問題になり、政府に浮上した「全学校の9月入学移行」政策は、社会的にも大きな論争を巻き起こした。しかし結果的に、5月、自民党のワー...
-
1.本稿の目的アメリカの詩人ロバート・フロストが「良い垣根は良い隣人を作る」と書いたように、明確なルールに基づいて棲み分けるのは、互いにとって有益なことである。しかし、良...
-
1.大学入学共通テスト:デジタル試験は可能か新型コロナウイルスの流行により、現在、大学関係者は来年度の入学試験の実施の形態に頭を悩ませている。入学試験においては、多数の受...
-
1.はじめに 「危険だけど必要、必要だけど危険、そんな憂鬱なことどもはこの世にいくらでもあって、おそらく教育というやつはその種の事柄に属していて、そしてさらに道徳教育...