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(1)分類枠の問題 新型コロナ対策に行き詰まり感があるなか、対策の一つとして、コロナの分類を2類から5類に変更するという案がある。【注1】感染症は5段階に分類され...
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東京電力福島第一原子力発電所事故(以下、福島第一原発事故)が起きたことにより、福島県民は、放射能に対する不安と向き合うことを余儀なくされました。放射能による健康影響に対...
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ちょうど5年前(2016年7月26日)、相模原の知的障害者施設で起こった殺傷事件は当時大きな話題になった。19人もの人が命を奪われたこと、犠牲者たちが知的障害者であった...
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『ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち 子どもが社会から孤立しないために』(吉川徹)は、現在のところ、ゲーム障害やネット依存症についての最良の本である。多くの...
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シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行います。今回は「環境倫理×動物倫理」として、若手の動物倫理の研究者である久保田さゆりさん...
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1.背景:ゴールポストの移動と世論の延長支持2021年3月7日、一都3県の非常事態宣言が再度延長された。2月初めの延長に続く2回目の延長である。この延長は一部で驚きをもっ...
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1.森氏追及の推進派と懐疑派JOC委員長だった森氏が女性蔑視発言で辞任した事件は多くの議論を呼んだ。森発言が報道されて以来、メディアの論調は国内外含めて森批判一色となった...
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日本には経済的な格差はあっても、文化的な格差はあまり意識されることがない。たとえばクラシック音楽を好きな人が、JPOPも好きでカラオケをしていたり、あるいは古典文学を愛好...
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⽩⾎病などの⾎液のがんでは、骨髄移植をすることがある。骨髄移植では、患者とドナーの造⾎幹細胞(骨髄の中にある⾎液をつくるもととなる細胞)を置き換えて完治を⽬指す。この治療...
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シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行っていきます。第一回目は「環境美学×環境倫理学」として、若手の環境美学の研究者である青田...
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「ボランティア元年」から四半世紀 1995年の阪神・淡路大震災から25年が経つ。甚大な被害がもたらされた一方で、その年は130万人を超える人々が災害ボランティアとして...
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分裂する世界サイエンスフィクションをはじめ、物語の世界では、ある一時点の選択をきっかけに異なるストーリーが展開していく様がときどき描かれる。たとえば映画『スライディングド...