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1.憲法の婚姻条項と「同性婚導入」・「パートナーシップ導入」 近年欧米諸国を中心に、同性婚を導入する傾向がみられます。我が国においても、各地方自治体において、種々...
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1990年の「1.57ショック」以来、少子化の問題は克服すべき重要な政策課題とされてきた。出生率は2000年代半ばに下げ止まり、反転上昇が続いてきたが、このところ再び低...
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本稿では公衆衛生政策における介入の基準設定について、「技術的行為」と「実践的行為」という2つの行為を通して考えます。そして、こうした基準が理論や計算から導かれるのではな...
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教科書通りのシンプルな枠組みでスタートした異次元緩和にはさまざまな付属物が付いて、「大胆な金融緩和」は今では建て増しを重ねた温泉旅館のようになってしまった。 「長...
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北アイルランド紛争により、プロテスタントとカトリックの対立が長く続いたベルファスト。この街には「平和の壁」と言う名の分離壁があり、今も一部で武装化組織が存在する。そんな...
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今なお「本屋」と「紙の本」の時代なのか? 新型コロナウィルスは大学の授業のデジタル化を促進した。リモート授業の間、連絡はWEB上の情報システムを通じて行われ、資料...
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トルコでは、共和国建国100周年にあたる今年、大統領(任期5年・2期まで)と大国民議会(一院制600議席・任期5年)の同時選挙が5月14日に実施される。2018年に執政...
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※この論稿は、2021年11月23日にオンラインで行われた、日本女性法律家協会主催の講演会の記録をもとにしています。 法のルールを守るという「決断」 どうも...
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このところ、「現代サプライサイド経済学」が注目を集めている。イエレン米財務長官がバイデン政権のアジェンダとして掲げるこの「経済学」については、経済成長と格差是正の同時達...
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小学生が自分の考えを発信すると「生意気だ」とか「わがままだ」と言われることは、いつの時代にもよくあることです。一方で、もっと子どもの意見に耳を傾けなければならない、と言...
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本稿は、2017年10月にシノドスに掲載された「都市に「緑地」はなぜ必要か――「市街化調整区域」を真面目に考える」(以下、2017年記事と呼ぶ、https://syno...
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法律上の性別が同性同士であるカップルの婚姻を認めていない現在の法律が憲法違反であることを問う日本初の訴訟(「結婚の自由をすべての人に」訴訟)は、2019年に札幌・東京・...