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はじめに――「沖縄」にみる亀裂 2014年11月の沖縄県知事選挙では、保守派ながら普天間基地の辺野古「移設」に反対し、「オール沖縄」をとなえ革新の支持を得た翁長雄志が...
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2020年の東京パラリンピックを前にして、障害者アートに注目が集まっています。「世間の価値観にとらわれない自由な自己表現」が魅力だと言われる障害者アート。その歴史を紐解く...
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10月10日、北朝鮮労働党は創建71周年を迎えた。度重なるミサイル実験の強行で強まる国際社会の圧力にも関わらず、その政権は依然強固な軍事体制を維持している。金日成(キム・...
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人間のように様々な知的作業をこなす汎用人工知能が普及する未来。そのとき爆発的な経済成長が可能となり、途方もなく実り豊かな生産の時代が到来する。だがそれは、人類が労働から解...
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1.松浦正浩氏インタビュー「『交渉学』とは?――誰もが幸せになる問題解決のために」「交渉学」とは、身の回りの交渉からビジネス交渉、外交政治や社会的合意形成まで、幅広く適用...
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0.はじめに2016年9月6日、Yahoo!ニュース特集に拙稿「64年東京五輪『日の丸カラー』の公式服装をデザインしたのは誰か」が掲載された。「1964年の東京オリンピッ...
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在日朝鮮人の「抵抗の歴史」は炭坑のカナリア?1951年生まれの在日朝鮮人作家、徐京植は20歳の頃から、韓国でスパイ罪および国家保安法違反容疑で逮捕され、いわゆる非転向長期...
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シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワー...
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新潟県立大学国際地域学部では、「政治学入門」はカリキュラム・ポリシー上「共通基幹科目」として位置づけられていており、1年生後期に開講されている。2年次進学時に、4つのコー...
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2つの電通過労自殺事件のあいだ2015年クリスマス、大手広告会社・電通の新入社員だった24歳女性が「過労自殺」した。16年10月7日に遺族が記者会見をおこなったことで、メ...
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融け出す永久凍土、10%も残されていない原生林、溺れ死ぬ10万頭の赤ちゃんアザラシ、レジ袋を食べるアジアゾウ……今、何が起きているのか。人は、何をしてきたのか。 地球温暖...
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私は、インドネシアの西ティモールで文化人類学の調査をしている。貧しい農村から町へ出稼ぎに来ている人々の仕事と生活を追い、彼らが異なる正しさをもつふたつの経済(売買の経済と...