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NHKスペシャル「東京ブラックホール」は、時代の転機となった年(終戦直後の1945~46年、東京オリンピックのあった1964年、バブルの1989~90年)をとりあげて、...
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はじめに 2022年2月24日に始まったロシア軍のウクライナ侵攻から約2ヶ月が経過し、戦争被害の悲惨さが連日報じられている。この間、さまざまなところで「プーチンの...
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昨年の12月に筑摩書房から『はじめて学ぶ環境倫理』という本を上梓した。この本は高校生向けに環境倫理の論点を紹介したもので、将来世代に良好な環境を残す責任、生物種の絶滅を...
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1.はじめに 日経新聞に載った「月曜日のたわわ」の広告は波紋を呼んだ。「月曜日のたわわ」は青年漫画誌の連載漫画であり、その漫画のキャラを使った広告が不適切であると...
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今こそ福祉国家の原理を問う 若森 経済学者の塩野谷祐一先生はかつて『経済と倫理――福祉国家の哲学』(東京大学出版会、2002年)で、福祉国家はそれ自体の哲学や原理...
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はじめに 2022年2月24日に始まるロシアのウクライナへの軍事侵攻は、国際社会に大きな衝撃を与えた。このあからさまな侵略行為に国連は直ちに反応し、国連安保理の要...
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北三郎さん(仮名)は14歳のとき、強制的に不妊手術を受けた。今も下腹部にはふたつの傷痕が残る。それから60年近く、誰にも言わず、苦しみをひとり抱えながら生きてき...
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はじめに 2022年2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻した。このことに、多くの日本人が驚きと恐怖を覚えたように思われる。同時に、この紛争の原因をめぐって、プ...
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2021年3月26日、文部科学省が教員の仕事の魅力を現場から発信してほしいと呼びかけて始まった「#教師のバトン」プロジェクト。その当初から「現場の疲弊しきった姿が文科省...
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法律の知識や法学的な考え方(論理構成力)を、論破ゲームやマウントのための道具ととらえている人もいるかもしれません。しかし論破のゲームで「言い合いに強いマインドを鍛えるこ...
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2022年2月19日に行われた、早稲田大学教育学部一般入試の国語問題(第一問)に、私の著書『フーコーの風向き-近代国家の系譜学』(青土社、2020年)の一部が用いられた...
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ロシアがウクライナへの侵攻を開始してから12日目となった3月7日、北海道教育大学函館校の国際政治学研究室では、ポーランド側でウクライナからの避難者支援を行っているNGO...